日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

雨上がりの朝に出合える 原風景

大分県の北部に位置する宇佐市の「院内(いんない)」や「安心院(あじむ)」では、早朝によく↓下の写真のような霧や雲海が発生します。標高が高いところからだと、いい眺めです。

↑2015年3月17日撮影

↑2014年11月25日撮影

 ↓国道387号線を、下の地図の場所まで登ってくれば、こういった景色に出合えることが多いです。

↓霧のなかだとこんな感じ。

これは山谷風(やまたにかぜ)と呼ばれる現象が深く関わっています。夜間に、山間部の湿った空気が、平野部へ下りてくることで霧が発生するようです。ちょうど宇佐市が、この現象の起こりやすいところに位置しているのです。

院内町の山間から、宇佐市の平野へ空気が流れやすくなっているようです。

 夜間に雨が降り、明け方に止むような天気のときに、よく見られるような印象です。陽が昇ってくると山間が温められ、今後は逆方向の風向きになるので、すぐに霧がはれてきます。

↑2014年11月25日撮影

↑2014年11月25日撮影 「宇佐のマチュピチュ」

↑宇佐市院内町香下にある低山 妙見山(みょうけんさん)。妙見山のふもとを霧が流れていく。

↑宇佐市拝田にある和尚山(かしょうざん)から霧の流れを眺める。左(院内)から右(宇佐平野)へ霧が流れています。

こんな景色が見られるので、雨の降るときも、写真を撮りに出かけるのは楽しいです。