ブロンズでできた像としては世界一大きい、寝観音を見にいきました。場所は福岡県にある南蔵院(なんぞういん)というお寺です。(場所:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗1035)
糟屋郡篠栗町…って読み方が難しいですね。
糟屋・・・かすや
篠栗・・・ささぐり
と呼ぶんだそうです。
観音様は全長41m、高さ11mという大きさ。
足の裏には意味深げな文様。これはお釈迦様の足相です。インド初期仏教では仏像をつくることは、恐れ多いとされて、足裏の相を石に刻んで、これを拝んでいたそうです。
この足相の凹部分に、たくさんの方がお金をはさんでました。
南蔵院の見どころは広い境内
寝観音の存在感が大きい南蔵院なのですが、個人的には境内の広さと美しさに惹かれました。寝観音は境内にたくさんおられる仏像のひとつ。歩いて周るとさらにたくさんの個性あふれる仏像が祀られています。
もう一度、南蔵院を訪れたいと思いましたが、その理由が、境内が広くて、全ての仏様にお参りできなかったからです。境内にあるお茶屋さんの白玉ぜんざいも気になったし。
一か所で、いろんな表情の仏様、観音様を見ることができます。七福神の弁財天様、大黒様、さらに不動明王様などなど。
迷路のようになっていて・・・不謹慎ですが・・・わくわくするような境内です。また、足を運ぶ機会があれば、ゆっくり時間を過ごしたい場所ですね。
もう少し、写真に撮っておけばよかった
周りを見ると、境内で写真を撮っている人が少なくて、なんだかカメラを取りだすのに気後れしてしまいました。だからあまり撮れなかったのです。特別、撮影禁止というわけではないんですが、神聖な場所という印象もあって…
かろうじて、撮れたのが境内の奥にある「不動の滝」。落差7m。
まとめ
もう一度訪れて、今回、境内で周れなかった所に参拝に行きたいです。観光されている方と、喪服を着た地元の方が入り混じってました。それに境内にお茶屋さんやおみやげ屋さんがあり、なんだか賑やかな印象でした。大分県の寺院を巡っているときは、「ひっそり」という感じです(そこがまたいいのです)。お寺も地域によって、ずいぶんと特徴が違いますね。