八雷神社の境内に庚申塔が祀られているという情報を得て訪問しました。境内には八雷古墳がありました。庚申塔関連の文字が刻まれている石塔はみつかりませんでした。しかし、神社の北端箇所に無銘の石塔が祀られていました。もしかしたら、これが庚申塔なのかもしれません。
場所:福岡県行橋市大字長木
座標値:33.721040,130.932933
三角錐(さんかくすい)に似た形をしています。
八雷神社の境内に庚申塔が祀られているという情報を得て訪問しました。境内には八雷古墳がありました。庚申塔関連の文字が刻まれている石塔はみつかりませんでした。しかし、神社の北端箇所に無銘の石塔が祀られていました。もしかしたら、これが庚申塔なのかもしれません。
場所:福岡県行橋市大字長木
座標値:33.721040,130.932933
三角錐(さんかくすい)に似た形をしています。
新立山の登山道脇、山中に弥勒菩薩がまつられていました。
場所:福岡県宗像市武丸
座標値:33.786353,130.6192033
弥勒菩薩の銘。
周旋人(しゅうせんにん)。
1886年、再建。干支は戌(いぬ)。
福岡県直方市(のおがたし)の下境という地区に、「通水碑」と刻まれた記念碑がたっています。「通水」ということは、どこかから水が引かれたため、それを記念したものだと考えられますが、どこからどこへ水が引かれたのでしょう?
場所:福岡県直方市下境
座標値:33.742657,130.757875
記念碑の裏側には、びっしりと文字が刻まれています。
その文字を以下に引用します。刻まれている文字は読みにくくなっているので一部誤っている可能性はあります。
五風十雨は望むべく求め難いが常である下境地区裏田大谷方面の水田は当地の水量少い爲僅かの旱天にて忽ち水源涸渇の状態におかれて居たのであるが先年内ヶ磯大貯水池建設の完了せらるゝや是を好機として県市当局に或は他地区に折衝し折に分水路をつくり其の水を添田石量高山田の当池に導入することを得た是に依つて地区内水田と安泰を得られる□□□□□□の□修に依り営□立□地域の水田化□予約されることを想えば当分水路□□す地区民の幸福と発展に及ぼす影響は極めて大なるものがある依って茲に碑を建て後の世の識とする
昭和三十四年九月廿四日 須賀神社宮司
この内容をざっくりと要約してみると以下のようになります。
下境地区の「裏田大谷」という場所は、よく水不足になっていた。そこで、内ヶ磯大貯水池を完成させ、県市当局や他の地区と協力して分水路を作り、水を導入することに成功した。これにより、地域の水田化が進み、地区民の幸福と発展に大きな影響を与えた。この出来事を後世に伝えるために碑が建てられた。
記念碑に刻まれた地名や貯水池名に該当する場所はあるのでしょうか?地図で確認してみます。いちばんはじめに見つけることができたのは、内ヶ磯というダムです。
下境という地区は内ヶ磯ダムの南西2㎞ほどの場所にひろがっています。下境の周りには、上境、永満寺、頓野などの地区がありますが、ここにはたくさんのため池がつくられています。そしてため池の周囲には水田がひろがっています。現在、水不足とは無縁となっている印象を受けます。
通水碑のある場所を地形図上に示します。内ヶ磯ダムから流れてきた水が、下境地区へと入る場所付近に建てられていることがわかります。
地形図に陰影起伏図を重ねてみます。通水碑が建っている場所も含め比較的標高の高い場所は果樹園や畑が広がっています。標高が低く川が流れている周辺や、小さなため池の周辺には田んぼが広がっていることがわかります。高低差で土地利用がはっきりとわかれています。
山口県宇部市、「ときわ公園」内にある「ときわ動物園」で撮影しました。
場所:山口県宇部市則貞
ときわ動物園:Google map
ミーアキャット
カピバラ
フサオマキザル
パタスモンキー
ニホンザル
フクロウ
アルパカ
ルリコンゴウインコ
コツメカワウソ
シロテテナガザル
ワオキツネザル
鞍手軽便鉄道(くらてけいべんてつどう)の鉄橋台座を2カ所、見ることができました。そのうち1カ所は前回の記事でご紹介しました。
場所:福岡県北九州市八幡西区香月西
座標値:33.800017,130.721075
もう1カ所は、上記の場所から南へ60mほど行った場所にあります。
場所:福岡県北九州市八幡西区香月西
座標値:33.799520,130.721079
こちらの台座は、前回の台座と比較して2倍ほど幅が広い印象を受けます。黒川という、比較的大きな川に架かる橋であったため、そのぶん鉄橋も大きくなり、台座も大きいのだと考えられます。
鞍手軽便鉄道は、1915年(大正4年)に開業。八幡西区の香月周辺や、野面(のぶ)周辺で産出されていた石炭を運びだすための鉄道であったようです参照。
今昔マップで、軽便鉄道の場所を確認すると、1922年~1950年の期間で線路が記載されていました。1954年には、下の地図に示されている路線である「香月-野面(のぶ)」間は廃止されました。
1950年の地図を見てみると、昔あった香月駅や岩崎駅の周囲には、たくさん炭坑があったことがわかります。また炭坑の間を縫うようにして鉄道もはりめぐらされています。現在の地図と重ね合わせてみると、鉄道跡は大部分が道路として活用されているようです。
鞍手軽便鉄道(くらてけいべんてつどう)の鉄橋台座がありました。小さな水路に架かる、小さな台座です。鉄橋台座前後の線路跡は、2023年現在、住宅が建っていました。鞍手軽便鉄道は、1915年(大正4年)に開業しました。八幡西区の香月周辺や、野面(のぶ)周辺で産出されていた石炭を運びだすための鉄道であったようです参照。
場所:福岡県北九州市八幡西区香月西
座標値:33.800017,130.721075
鞍手軽便鉄道がはしっていた箇所を、現在の国土地理院地図に示してみます↓
現在、鉄道の跡は、ほとんどが道路となって活用されているようです。
今回、ご紹介している鉄橋台座の場所を赤丸で示しています↓
台座の南側60mほど行った場所には「黒川」が流れています。鉄道が黒川を渡る場所にも、大きな台座跡が残っています。それはまた別の記事でご紹介します。
山口県宇部市、「ときわ公園」内にある「ときわ動物園」は、たくさんの霊長類を屋外でみることができます。檻のなかではなく、外で動き回っているので、のびのびとした姿を写真におさめることができました。檻の障害物で遮られることがあまりないので、写真を撮るのがとてもたのしかったです。
場所:山口県宇部市則貞
ときわ動物園:Google map
動物園の入場料が大人でも500円、中学生以下は200円と安いです。しかも付近の駐車場も1時間ごとに100円と、こちらも安いです。
ときわ公園中央駐車場:Google map
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今回の記事では「ジェフロイクモザル」をご紹介します。
【ジェフロイクモザルの特徴】
・生息場所はメキシコ南部、中央アメリカ
・尾は体長よりも長い
・身体の毛は赤褐色、暗褐色、黄灰色、黒色など
・顔や手足の先は黒っぽい
・目のまわりは白っぽい
・頭部の毛は前向きに生えている
・頬の毛は斜め上向きに生えている
・中央アメリカのクモザルのなかでは最も大きい参照
霊長類の表情は、他の動物に比べて豊かです。
尾は「第5の手」と呼ばれます参照。尾の先には毛が少なく、枝をつかんだり、物をつまみあげたりします。
四肢で綱の上を渡っているときも、尾を補助的にそばにある綱にからませ落ちないように工夫しています。
足も手のように枝を把持して、細い枝の上を器用にバランスをとりながら歩いています。手の指は4本で、親指にあたる指は退化しています参照。この特徴はジェフロイクモザルに限らず、クモザル全般の特徴です。
身体をスウィングさせ、枝から枝へとダイナミックに飛び移ります。このときも尾をうまく使っています。
四肢と尾をフル活用して、高い場所をまさにクモのように渡り歩いています。
尾をからませ、仲が良さそうです。