日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

ときわ動物園のジェフロイクモザル 山口県宇部市則貞

山口県宇部市、「ときわ公園」内にある「ときわ動物園」は、たくさんの霊長類を屋外でみることができます。檻のなかではなく、外で動き回っているので、のびのびとした姿を写真におさめることができました。檻の障害物で遮られることがあまりないので、写真を撮るのがとてもたのしかったです。

 

場所:山口県宇部市則貞

ときわ動物園:Google map

 

動物園の入場料が大人でも500円、中学生以下は200円と安いです。しかも付近の駐車場も1時間ごとに100円と、こちらも安いです。

 

ときわ公園中央駐車場:Google map

 

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今回の記事では「ジェフロイクモザル」をご紹介します。

 

【ジェフロイクモザルの特徴】

・生息場所はメキシコ南部、中央アメリカ

・尾は体長よりも長い

・身体の毛は赤褐色、暗褐色、黄灰色、黒色など

・顔や手足の先は黒っぽい

・目のまわりは白っぽい

・頭部の毛は前向きに生えている

・頬の毛は斜め上向きに生えている

・中央アメリカのクモザルのなかでは最も大きい参照

 

霊長類の表情は、他の動物に比べて豊かです。

尾は「第5の手」と呼ばれます参照。尾の先には毛が少なく、枝をつかんだり、物をつまみあげたりします。

四肢で綱の上を渡っているときも、尾を補助的にそばにある綱にからませ落ちないように工夫しています。

 

足も手のように枝を把持して、細い枝の上を器用にバランスをとりながら歩いています。手の指は4本で、親指にあたる指は退化しています参照。この特徴はジェフロイクモザルに限らず、クモザル全般の特徴です。

 

 

身体をスウィングさせ、枝から枝へとダイナミックに飛び移ります。このときも尾をうまく使っています。

四肢と尾をフル活用して、高い場所をまさにクモのように渡り歩いています。

尾をからませ、仲が良さそうです。