高倉神社
座標値:33.848095,130.60094
座標値:33.289874,131.137314
大分県道43号線沿い、池ノ原公民館の前に祀られていた庚申塔です。
庚申塔に向かって左側面に「綾垣??講中」という文字が見えます。??の部分は読み取りにくいですが、「地理院地図(電子国土Web)」でこの庚申塔が祀られる場所を確認してみると、綾垣の「池の原」という地区であることがわかります。おそらく「池原」か「池ノ原」という文字が刻まれていると予想されます。
↓角度を変えて下からみてみると「原」の文字がたしかに見えました。
つまり「綾垣 池ノ原 講中」とう文字が刻まれていることがわかりました。
庚申塔に向かって右側面には「文化十三?歳 初夏」の文字。文化十三年は西暦1816年で干支は丙子(ひのえね)。
座標値:33.879601,130.569364
圧倒的な存在感をもつこの大イチョウをどうやって写真に撮ったらいいのか?標準レンズではなかなか全体像は写真におさめることはできませんでした。そこで広角レンズ(16-35mm)で、イチョウの横位置から撮ってみることにしました。
横位置からではイチョウの樹のどっしりした重量感は撮ることができません。そこで、より樹に近づいて下から見上げるような形で「ライブビュー」機能を使って樹を見てみました。樹の周りをぐるぐると周り、いちばん「あっいいな」と思えるポイントを探します。
より樹に近づくほうが、樹が上からのしかかってくるような圧倒さを感じることができました。写真下から上に向かって樹が伸び、さらに写真上で枝葉が放射線状に見えるポイントがこの位置でした。
この位置で三脚を立て、F値を16、ISO感度を200にセット。樹の重量感を表現したかったので、ややアンダー気味に撮るようにしました。でもあまり暗いと幹のゴツゴツ感が塗りつぶされ迫力が減ってしまいました。適当なシャッター速度は0.6秒ほどでした。
ライブビューで画を確認し、よりピントをしっかりと合わせるためにフォーカスはマニュアルフォーカスに設定。ライブビューで画像を拡大し、銀杏の左の乳根部分にピントがあうようにしました。
0.6秒だとややゆっくりめのシャッター速度。シャッターを押す力でカメラがぶれてしまったので、あわてて車までリモートスイッチを取りに戻りました。念のため、シャッター速度をいろいろ変えながら、モニターで撮った写真を確認。
最終的に、↓こちらの写真が明るすぎず暗すぎない写真となりました。
今回のイチョウは「大原神社の銀杏」として岡垣町指定の文化財となっています。樹齢は約600年、幹回り6.9m、高さは14.7mとされています。こんなに大きく発達した「乳根(ちちね)」が何本も下がっているイチョウはみたことがありません。
大分県の九重町で庚申塔を見つけたのは、これがはじめてと思います。玖珠(くす)の街から九重町内にある飯田高原へ向かう途中でたまたま見つけることができた庚申塔です。
場所:大分県玖珠郡九重町大字町田
座標値:33.220481,131.183399
JRの引治という駅付近で大分県道681号線から分岐する小さな道沿いで、この庚申塔をみつけました。県道681号線から分岐する道は小さい道のためか、名前は地図上では掲載されていません。google mapでも「unnamed Road」となっています。しかし久住山へ登山に行く際にはよく利用する道です。
県道681号線から分岐し、車で南へ2分ほど走ると庚申塔は右側に見えます。ちょっとした高台に祀られているので目につくと思います。
猿田彦大神の文字塔で、塔に向かって右上に「〇」が刻まれます。庚申塔の裏側に建立年が刻まれていたようですが、風化し「九年」とうい文字がかろうじて確認できました。