場所:福岡県遠賀郡遠賀町蓮角
座標値:33.837429,130.663466
蓮角は「れんがく」と読みます。
「城の越貝塚」の案内板には以下のように記されています。
この遺跡は弥生時代の貝塚を中心とする。遺物の分布葉には低い丘の裾に約400mにわたってひろがり、丘の上には集落の存在も推定される。
遺物は、数層にわたってヤマトシジミを中心にして、多量の海水産貝類、動物骨が出土する。また多量の土器、石鏃(せきぞく:石のやじり)、石斧、石剣、石包丁が出土した。
最下層の土器は弥生時代前期末に位置づけられ、これに接する弥生中期初頭の土器群は、「城の越式土器」と命名され、九州北部の土器編年上、重要な標識となっている。