椿八幡宮の本殿にむかって右側のヤブのなかに三基の庚申塔がまつられていました。手前から順番にご紹介します。
今回は手前から二番目の庚申塔です。つまり真ん中の庚申塔です。
場所:福岡県飯塚市椿
座標値:33.618084,130.661383
石塔正面の文字がみえにくく、判読に自身がありません。どうも「導徂大神」と刻まれているようです。「徂(そ)」という文字には「行く、ある場所にむかう」という意味があるようです。「道祖神」とおなじ、道しるべの神様として、この庚申塔は祀られたのでしょうか?
庚申塔にむかって右側面に「延享四□□丁卯」と刻まれています。□の部分は判読できませんでした。延享(えんきょう)四年は、西暦1747年、干支は丁卯(ひのとう)です。
庚申塔にむかって左側面にも、文字が確認できますが、これらも判読はできませんでした。