日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

納骨堂の前に祀られる庚申塔 福岡県福津市八並

福津市にある畦町は、むかし唐津街道の宿場町のひとつである「畦町宿(あぜまちしゅく)」でした。その畦町から北東へ約700m地点。許斐(このみ)山のふもとに納骨堂が建てられています。納骨堂の前を通る農道わきに白い石でつくられた庚申塔が祀られています。

場所:福岡県福津市八並

座標値:33.766300,130.534824

 

「奉請庚申尊天」の文字の下に「座中」という文字が刻まれているようです。庚申講の「講」という文字と同じような意味で用いられているのでしょうか。「座」は、庚申講の「講」とはすこし意味異なります。「座中」は、金銭がかかわる「組合」のような意味が含まれているのかもしれません参照

庚申塔は三角錐のようになっており、三つのどの面にも建立年などは刻まれていないようです。