福岡県北九州市にある皿倉山山頂から南西へ約1㎞いった地点に、帆柱(ほばしら)権現山神社がまつられています。皿倉山南西部にある権現山へ登る途中でたちよりました。
帆柱権現山神社は岩の多い斜面にとりつくような形で拝殿と本殿がたてられていました。
案内板の由緒をみてみると以下のような変遷をたどっているようです。
もともとは和歌山県の熊野三山の神様をまねいて、権現山のふもとにある「鷹見神社」にまつりました。そして昭和35年(1960年)に現在の位置に社殿を建立し、権現山各所におられた神様の分霊をまつったとされています。
帆柱権現山神社の鳥居(33.841312,130.791618)から、拝殿のある位置までは↓下のような石段がつづいています。
↓そして拝殿と社殿が、そびえるように姿をあらわします。
場所:福岡県北九州市八幡東区 権現山
座標値:33.840848,130.791299
木製の拝殿と社殿は、だいぶ古く表面に苔がむします。
↓拝殿の扉
拝殿と本殿とのつなぎめ部分↓ 立派な石灯篭がたてられています。
以下は帆柱権現山神社 周囲の風景です。訪れた当日は雨がふっていて靄がかかっていました。ときどき樹々の間から光が差し込んできました。
帆柱権現山神社周辺の杜のなかでは、やぶ蚊はもちろん、蜂やアブがとんでおり長居はできませんでした。