大分県玖珠郡にある清水瀑園(しみずばくえん)。古くから雨乞いの地として祭事が行なわれていた場所なんだそうです。ここの清流は苔生す岩とともに、写真の撮りがいがありますね。ほんとに美しい流れです。
瀑園の奥まで行くのは結構大変かも
瀑園入り口付近でも綺麗な流れを見ることができます。だけど、せっかく玖珠の清水瀑園まで来たのだから、祭事が行なわれていたという神聖な場所も見ておきたいところ。
駐車場から300mほど遊歩道を進むと、下の写真のように、不動明王さまが祀られた場所につきます。「遊歩道」と書きましたが、1年前に足を運んだときはだいぶ荒れていました。そのときは小雨が降っていて、川の水量が増してました。そのせいか、歩道が川の流れにのみ込まれるほど。行くなら晴れの日にいったほうがいいかもしれませんね。”ぴょんぴょん”と水から顔を出した石の上を渡り歩くのは、けっこう大変です。
不動明王さまの後ろに小さな滝が幾筋も流れているのがみえます。これが「内帆足(うつばし)の滝」です。
奥まで行かなくても十分 景色は楽しめる 個人的に大好きな場所
なかなか、奥まで歩いて行くのは大変かもしれませんが、駐車場からちょっと瀑園に入ったところでも「これぞ大分県の清流!」と言える流れが写真におさめることができると思います。
ぼくは清水瀑園のような場所が好きです。来訪者が少ないので、気を使うことなくゆっくりと写真をとることができるからです。一番はじめに掲載した写真は三脚を立て、シャッター速度や露出時間など、ゆっくり時間をかけてカメラ機能を試して撮ったものです。NDフィルターを使って写真を撮ったのは、この場所がはじめてでした。
「あっ、こんな撮り方もできるんだ」と新しいカメラの機能を発見すると楽しいですよね。こんな発見ができたのも清水瀑園のおかげです。