場所:福岡県田川郡 香春町(かわらまち) 中津原
座標値:33.657694,130.844658
今日(2019年2月17日)たちよった小さな饅頭店『後藤饅頭』で、やぶれ饅頭と甘酒饅頭をかってみました。後藤饅頭をネットで調べてみると、なんと2016年12月28日の西日本新聞記事で紹介されていました。
記事によると、”この店のオーナーであった後藤末子氏が、2016年12月27日に引退した”ということです(参照)。後藤末子氏は58年間も、この饅頭店をきりもりされていたそうです。2016年時点で58年間。「香春町商工会」のサイトによると、後藤饅頭は昭和23年(1948年)創業なのだそうです。ということは『後藤饅頭』は2019年現在で、創業から71年です。
西日本新聞の写真を拝見すると、その後藤氏は今日も店舗におられました。ひとりが後藤氏で、もうひとりが三角巾を着けている女性のかたでした。後藤氏は作業着というか、三角巾は身に着けておられなかったので、店舗のきりもりはパートのかたに任せているのでしょう。
↓こちらが『後藤饅頭』の店舗です。”むかしながら”のショーケースに、饅頭が整然とならべられていました。ショーケースのある部屋の右側に、おそらく作業場となる部屋がありました。
2019年2月17日では、木製のショーケースには「やぶれ饅頭(黒あん)」「やぶれ饅頭(白あん)」と「甘酒饅頭(あん無し)」「甘酒饅頭(黒あん)」がそれぞれ10個ずつくらい並んでいました。すべて120円です。
やぶれ饅頭(白あん)↓
やぶれ饅頭(黒あん)↓
やぶれ饅頭は、個人的には”白あん”が好きでした。ご覧のように、ぎっしりあんこがつまっています。あんのやさしい香りが鼻へぬけ、とてもおいしい饅頭です。
↓こちらは甘酒饅頭。生地のもっちり感がたまりません。こしあんで、舌にさわるとスッと溶けていくようです。
お店には駐車場があります。お店を正面にして立つと、位置としては右側に駐車場がありました。車が二台やっとすれ違えるくらいの、縦に長い駐車場です。車通りの多い県道にお店は面しているので、ゆっくり落ち着いて駐車場に入る必要があります。
新聞の記事から想像すると、もしかしたら、お彼岸にはおはぎ、節句にはかしわ餅などが店頭に並ぶかもしれません。香春町にいったときは、また立ち寄ってみたい饅頭屋さんです。