以前の記事で、一眼レフで手持ちにて撮影するとき、手振れせず奥のほうまでしっかりピントの合った写真を撮れるようにする設定について考えてみました。
この記事ではF値11、シャッター速度1/250秒という結論でした。
そこで、この設定で昼間 風景写真を撮ってみて手ブレしないか試してみました。
↑こちらの写真は長崎県の鷹島で撮ったものです。使ったレンズは16-35mmの広角レンズ。
座標値:33.41138,129.7433244
天気の良い昼間だったので明るさは十分。明るすぎるくらい。そこでISO感度は100に設定。その状態でF値を11、シャッター速度を1/250秒に設定。
おおよそちょうどいい画面の明るさではないかと思います。以前何かの本で読んだことがあるけど、あまり明るすぎると写真が白飛びしてしまう…ということで失敗写真となるとのこと。そんな白飛びはないと思います。奥の海の青色も出ているのではないでしょうか。
写真のピントは、植えたての稲の苗がはっきりと判別できるように、一番手前の棚田に合わせてみました。ブレていないでしょうか?拡大してみますと↓
ブレていないようで、よかったです。
ではピントを合わせていない奥の海部分は、どのくらいの解像度なのか?拡大してみると…↓
工業地帯の建物ひとつひとつが判別でき、飛んでいる鳥も判別できます。ぼんやりとした感じではなく奥のほうまで比較的シャープに写せているのではないかと思います。つまり広角レンズであれば、F11ほどの絞りで手前から奥までシャープに写せると実感できました。
F13などまでは絞り込まなくていいので、天気が悪く光量が少ない場合にはありがたい情報です。
でも望遠レンズだと、たしかF18くらいまで絞らないと全景をシャープに写せないという情報があったように思えますので、あくまでも広角レンズではということを心に留めておく必要があります。
【参考にした書籍】