2019年5月3日に、大分県玖珠郡(くすぐん)玖珠町の古後(こご)という場所へ行きました。ここの下河内大神宮という小さなお宮で、神楽(かぐら)が舞われたからです。
場所:大分県玖珠郡玖珠町古後
この神社では、毎年、5月3日に神楽が舞われるそうです。年によっては神楽の日にちがズレることもあります。昨年は5月2日に舞われ、3日と思っていったときには、すでに神楽は終わっており悲しい思いをしました。
今年は確かな情報を事前に得ることができており、拝観することができました。
古後神楽は夜の7時30分頃から舞われるため、あたりはすっかり暗くなっています。こういう場合、動きの激しい舞をどのようにして撮るのか…
夜に開催される祭りを撮るときには、いつも、ブレに悩まされます。
今回の神楽では、標準レンズではなく、望遠レンズ(200mm)を使ってみました。iso感度は3200。
神楽のように、シャッターチャンスを逃したくないような場面では、わたしはプログラムオートに設定していました。しかしそれだと、単なる記録写真のような…「無難」な写真をいつも撮ってしまっています。
今回は、あえてマニュアルモードや、シャッタースピード優先モードなど、いろいろな設定を試してみました。
しっかりと被写体を細部まで撮さず、あえて陰影をつけて撮ってみるのも悪くないのでは…という感覚を得ることができました。
「○○のような場面では、△△のような設定が良い」という意識からちょっと離れて、自分なりの方法で試行錯誤したのは、写真を撮る意欲を取り戻す、良い機会となりました。