長崎街道の宿場町のひとつである木屋瀬宿(こやのせしゅく)。木屋瀬宿の出入り口である構口(かまえぐち)の跡が、残っていると聞いたので行ってみることにしました。
場所: 福岡県北九州市八幡西区木屋瀬4丁目
地図:Google Maps
↓こちらが木屋瀬宿の西側にある出入口、西構口跡。石垣が残っています。
福岡県の歴史散歩の地図でみると、赤点丸で示したあたりです↓
この西構口の近くに、前回アップした興玉神社があります。木屋瀬宿から次の宿場町である飯塚宿に行く人たちの安全を願ったと考えられる神社です。
おそらく、飯塚宿へ向かう人たちはこの興玉神社の場所で、旅の安全を願って参拝してから旅立ったのではないかと考えられます。
このあたり、けっこう車通りが多く、道が狭いので車で行ったときには路駐はできませんでした。ただ、木屋瀬宿見学用の無料駐車場が、木屋瀬宿各所にあるので、ここに車を停めさせてもらいました。西構口跡ふきんだと、「旧高崎家」近くに広い駐車場がありました。
以前に内野宿(福岡県飯塚市)へ行ったことがありますが、内野宿と比較し木屋瀬宿には、雑貨屋さんやカフェ、郷土資料館などがあり、にぎやかな印象をうけます。
こういう宿場町のふきんには、道しるべの神様である猿田彦大神が祀られていることが多いように感じます。木屋瀬宿にも西側と東側に猿田彦関係の神社をふたつ見つけることができました。興玉神社と、扇天満宮横の庚申社(Google Maps)です。
もしかしたら、他の宿場町でも猿田彦大神を祀った神社をみつけられるかもしれません。