今日(2015年10月31日)が「西日本国際福祉機器展」の最終日。ある二つの機器をみたくて、また足を運んでみました。
↓ひとつ目がこれ。ブレブレで見にくくてすみません、超音波センサーです。この機械から超音波がでてて、動きを検知してくれます。夜中の病院や施設では利用者さんがころんでしまうリスクとの戦いです。異常をいち速く検知してすばやく駆けつけるとき、これは強い武器になってくれそうです。従来の、床にマット式のセンサーを敷くタイプだと、これに利用者さんがつまづいてしまうことがあったり、見映えも良くなかったりします。
でも超音波センサーだと…
↓こんな感じでベッド柵に設置できたり…
↓ベッドの下に接着できたりもするそうです。
↓もしセンサーが動きを検知したら、コンセントの線を伝って親機へ信号を送るそうです。
↓そして親機からペンダントとよばれる携帯端末にも信号が送られます。従来のナースコールにも接続できて、いたれりつくせりです。
↓センサーは乾電池4本で半年稼働するそうです。
そして、「あったら便利だけど、こんなベッドはさすがにないだろう…」と思っていたベッドが、なんとありました↓ベッドがそのまま車椅子になる優れモノです。
↓ベッドが中央から分かれ、片方が車椅子に!ブレブレですみません。
↓人が乗るとこんな感じ。これだったら車椅子へ移る動作が省けます。
起きるときにすごく介助が必要になってしまった場合、介助を受ける側からしても、介助する側からしても苦痛であったりします。特に毎回の食事、リハビリとか…。ベッドから車椅子へ移るという負担を省ける分、より目的を果たすのが楽になります。
↓新しい形の差し込み型の尿便器
↓ベッドからポータブルトイレに移るとき使う据え置き型手すり。
↓膝がガクッと折れないよう膝当てがついています。
↓いろんな形状の手すり
↓リフト
あったらいいな…というものが次々と開発されていて、こういった展示会に行くのは発見につながりますね。