日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

宮の町小熊野1号線沿いに祀られる庚申塔 福岡県北九州市八幡東区山路

北九州市八幡東区の山路(さんじ)という地区を通る「宮の町小熊野1号線」沿いに庚申塔が祀られています。

場所:福岡県北九州市八幡東区山路

座標値:33.853078,130.835901

 

「〇猿田彦大神」とだけ刻まれています。

庚申塔の裏側・側面も確認してみますが、建立年などの文字は確認できませんでした。

庚申塔前の「宮の町小熊野1号線」は、やや車通りが多いです。↓下の写真奥に見えるのは「つつじヶ丘霊園」のゲートです。

この庚申塔のところまでは、山路(さんじ)という地区を歩いていきました。町のなかは細い路地が巡っています。今昔マップで、山路地区の昔の様子をみてみます。1990年代に庚申塔の北側に新しい住宅街ができるまで、山間部の斜面に建てられた家々が主に町をつくりあげていたことがわかります。

そして、建てられた家々の間を縫うように細い路地がつくられています。傾斜地に細い路地、階段、小川に架かる橋など、標高の低い街なかではみられない景色をみることができます。古い木造家が多く、大部分が空き家になっているようにみえます。