日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

さかえ屋 あま~いアウトレット菓子が飯塚の本町商店街で買える

街をぶらぶら歩いているとおもいがけない発見があります。福岡県飯塚市にある本町商店街で、さかえ屋さんのアウトレット商品が売ってあるお店を見つけました。

 

さかえ屋でいちばん好きなお菓子がなんばん往来ですが、1個160円とけっこう高くて、貧乏性のぼくには、自分で買う勇気はありません。「どうしても食べたい」と思うときには、どうしても買うんでしょうが、そんな気持ちになることはあまりなくて、結局お土産にもらったときとかしか、なかなか口にしないのです。

 

そんな、なんばん往来が1個75円と半額以下で買えるとしたら…。

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 そんなお得な買い物ができるのが、ここさかえ屋さんのアウトレットです。

 

場所:福岡県飯塚市飯塚18 飯塚18-1

現在地からさかえ屋アウトレットGoogle マップ

 

なんばん往来の他にも、たくさんのアウトレット商品。

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プラパックのなかに6本、なんばん往来が入れられてる。なんか揚げ物の惣菜みたいで、こんななんばん往来は見たことがない。
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たぶん形が崩れてるとか、中のソースの入りがいまいちとかの不良品なんでしょう。
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でも、食べてみるとそのおいしさに変わりなんてありませんよ。なんばん往来特有の、外がサクッとしてて、中がしっとりの食感はちゃんとありますよ。

 

ブルーベリーのソースが甘酸っぱくて食欲をそそる~。

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この日行ったときは、どら焼(5個か6個で300円)も買って大満足の買い物でした。飯塚市に行ったときは、ここに寄らないと損な感じですね。

北九州市の街と朝日をいっしょに撮るならここ! 高塔山展望台

北九州市若松区にある高塔山から、朝日と若戸大橋を撮ってみようと10月30日に行ってみました。ここに来ると晴れている日は、他にも写真を撮っているかたがだいたいおられます。高塔山展望台からの朝景色は、それほど魅力的な場所なんでしょうね。

スッキリと晴れている日、朝日が昇る前には空の色が刻々と変わって、それが魅力的で見入ってしまいます。訪れたこの日は黎明の景色を撮るのに一足遅く、おまけに曇り空でしたけど、うろこ雲が空いっぱいに広がっていました。下のほうに若戸大橋を入れて、そんな空の広がりをメインに撮ってみました。

 

場所:福岡県北九州市若松区修多羅(大字)

現在地から高塔山展望台:Google マップ

2時間くらいの軽登山には最適 福岡県宗像市にある低山に登ってみた

他のかたのブログを見ていると、大分県久住連山の紅葉が美しい時期のようで、ああ僕も行ってみたいな…と思います。九州では今ごろだと1000mの標高あたりで紅葉がはじまっているようですね。

 

久住山の紅葉を見る機会は得られないけど山には登れるので、仕事終わりに福岡県の低山に登ってみました。2016年10月29日土曜日、宗像市にある新立山(しんたてやま)という山です。天気も良好で絶好の登山日和。日が照っているとポカポカですが、日陰にはいると肌寒いくらいの気温です。

 

新立山山頂は解放感のある場所

上と下の写真は新立山の山頂からの景色です。標高は326m。登山道、山頂ともに丁寧に整備されています。山頂は、草木が刈り取られて、ベンチ・テーブルがあります。登山道は急登とか危険な箇所とか迷うような場所はないので、安心して登れる山でした。

 

登山口駐車場はどこにある?

全行程はこんな感じ↓。地形図に新立山権現山でふたつの表記がされています。宗像市では新立山、宮若市で権現山と呼ばれているようです。

駐車場がどこにあるのかわからなかったので、ぼくは農道の広くなった場所に車を停めさせてもらいました。正助ふるさと村という場所に駐車場があるとめぼしをつけて行ってみたのですが、意外にスペースは少なくて、すべて駐車場がうまっていました。そこでしかたなく農道脇に駐車したわけですが、のちのち、正助ふるさと村管理事務所そばに広い無料駐車場があることに気づきました。

 

場所:福岡県宗像市吉留1540

現在地から新立山登山口駐車場:Google マップ

この駐車場に車を停め、看板で案内されている平山登山口から登ると登山ルートがわかりやすいようですね。

 

行程

ぼくはこのことを知らなかったので↓赤丸のあたりから出発しました。

あたりは牧歌的な風景で、農道を1㎞ほど進むと登山口に到着します。

途中、分岐はあるけどどちらでも行けるようです。

前日までの雨で、川になっている部分があります。比較的標高の低い場所は粘土質なのですべりやすいようです。標高が高くなるにつれて、つるつる滑りやすい地面からしっかりと踏みしめられる土に変わってきます。

登山道のほぼ全般、こんな感じ↓で石が並べられてて歩きやすいです。ぬかるんだ場所はこの石の上を渡っていくと泥に足をつっこまないで済みます。整備をされている方はほんとにご苦労さまです。

前に登山したのが、2016年9月24日の戸田山だったので、一か月ちかい期間があいています。久しぶりの登山だと、なんだか妙にはりきって、ガシガシと登ってしまいがちです。意識的にペースをおとして無理しないように注意して登ります。ぼくの場合は、無理するとすぐに頭痛がはじまってしまいます。

↓山頂ふきんになると、樹々が切られてて日光が森に差し込んでいます。これまで肌寒かった山道から一変して明るくてポカポカする山道になります。

↑ちょっとした休憩スペースを通りすぎ、山頂まではあと少し。

↓山頂では祠が出迎えてくれます。

山頂の標識のさらに奥へまだなにかあるようです↓

 ↓気持ちのいい展望スペース。

↓桜の樹が植えられてて、これは春の晴天時には、いいピクニック場所になりそうですね。

三等三角点をみつけると、登りきったという感じになります。

周囲の草や低木はしっかりと刈り取られていて、展望は良好です。

↓北側は宗像の市街地を見ることができ…

↓前回登った戸田山や、これから登りたい城山なんかが見通せます。

↓南側にはトヨタの工場が見られます。

もと来た道を戻るのはおもしろくないので、別ルートから下山することにしました。平山登山口方向へと下りてゆきます。こちらのルートのほうがさらに道は歩きやすいように感じました。

↓こんな感じの登山道で、二輪車でも登ってこれそうですね。

 

まとめ

全行程ちょうど5㎞の道のり。整備された登山道で、登りやすい山でした。登りも下りも約40分ほどで行ける道のりでした。小さなリュックに水と軽食をつめて、スニーカーでも登れるような感じです。

平山登山口から登るほうが、よりなだらかで負荷は少なく登れます。駐車場も広いので停めそびれるということはありません。

 

八劔神社(やつるぎじんじゃ)の大銀杏

遠賀川沿いをはしる福岡県道73号線を南下していくと、左手に見えてくる神社、八劔(やつるぎ)神社。

 

県道を挟むような形で、二本の大きな銀杏の樹がたっている。二本の大銀杏を目印にしても八劔神社はわかりやすい。
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劔神社境内には樹齢600年といわれる、大きな銀杏の樹が一本。仕事帰りで、もう日の光がなくなる寸前に、急いで撮りにいきました。なんとか間に合った。

 

ゴツゴツの幹は、もう高齢のおばあちゃんという感じ。木のコブがなんとも奇怪な形となっている。

 

日本武尊(やまとたけるのみこと)が砧姫(きぬたひめ)と結ばれたとき、愛の証として植えられたという。

福岡県飯塚市のご当地フード 「味覚焼」は一度は食べてみる価値あり

福岡県飯塚市に「味覚焼」という珍しい食べ物があるという。うわさによると、タコが固くて食べられない人のためのタコ焼きらしい。お店は飯塚市の本町というところにある。
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車通りの多い国道211号線沿いにあって、車ではしっているとすぐに見つけることができた。お店には駐車場らしいものはなかったので、100円パーキングに車を停めた。地方の100円パーキングは安くて、1時間100円とか、90分100円とかで、一日最大300円なんかでありがたい。

 

味覚焼の看板前にいくと、小窓のある店舗が見えてきた。

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この小窓から買うことはできないようなので、店舗に入ることにした。

 

中にはたくさんのお客さんが。店内で食べる人もいるようだ。お店の人は忙しく働いている。ぼくは、子ども連れだったので持ち帰りを希望。時間がかかりそうだな…と思いながら、待ち時間をお店の人に聞いてみると、なんと、40分くらいかかるという。

 

一瞬、また今度にしようと、あきらめかけたけど、また今度っていつになるか…。せっかくきたのだから、あきらめずに40分まってみようと考えてなおした。その間、飯塚の街をみてまわろう。

 

15と書かれたプラスチックの板を渡され、40分後くらいに来てくださいと言われて、40分後にまた来ることにした。

 

40分後、無事にあつあつの紙包みを受け取り、350円をお店の女性に手渡した。
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なかには、見た目タコ焼きの味覚焼が15個。細かく砕かれたかつおぶしがふりかかっている。


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 外はカリッとしてて中はふんわり。タコ焼きのようだけど、タコは入ってない。具はネギだけとシンプル。

 

かつおぶしの風味がいい。表面にたぶんショウユがかかってるのか、ソースとかはつけなくても味は十分についてる。

 

目新しい味や食感ではないけど、こういう食べ物は他では見かけたことがない。
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まとめ

味覚焼は、飯塚市に行ったら一度は食べてみる価値のあるご当地フードだと思いました。

飯塚のスナップ

福岡県飯塚市の街。宮町のコインパーキングに車を停め、本町の商店街周辺をぶらぶらと歩いてみました。
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飯塚市には「味覚焼」という、たこ焼きに似た食べ物があるということをネットで知って、一度食べてみたいということで行ってみたのです。
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 味覚焼については、また、文章をまとめる気力があるときに記事にしたいと思います。大分県の野山が広がる土地にはない、別の魅力が地方の町にはあります。

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 路地裏では、ひとがいなくても人の気配というか、においというか、生活というか…そんなものが感じられるのが町中の魅力。

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1000年生きてる銀杏の樹の下で見つけた庚申塔

福岡県に来てから、はじめて庚申塔(こうしんとう)を見つけることができました。大きな銀杏の樹のそばにある史跡です。

 

Googleマップを何気なしに眺めていると、この場所に「猿田彦大神」という文字がみえました。猿田彦大神とは懐かしいひびきです。

 

福岡県道27号線を遠賀川沿いに南へ進んでいきます。九州自動車道と27号線が交差するあたりで、遠賀川は大きくふたつに分岐。南南西への分流沿い…左側にこんもりと樹が密集した場所が見えてきます。
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この場所には大きな銀杏の樹がありました。

 

花の木堰(はなのきぜき)のおおいちょうと呼ばれる、樹齢1000年の銀杏の樹です。この銀杏の樹のすぐちかくに立派な庚申塔が祀られてました。

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 大分県でよくみつけられる庚申塔ですが、福岡県ではとんとみつかりません。こんなところで見つけられるとは、なんともうれしい出会いです。

 

仕事帰りで、もう日は暮れかかっていました。わずかな光を頼りに、三脚を立てて2秒ほど露光をして撮りました。

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すぐそばは帰宅ラッシュで車通りの多い県道ですが、この場所だけはひっそりと、気持ちの静まる雰囲気が漂っていました。