日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

尾道の雰囲気も味わえる小さい小さいパン屋さん ネコノテパン工場

広島県尾道市に行ったときには、ぜひ、あるパン屋さんに行ってみたかったのです。そのパン屋さんとは「ネコノテパン工場」です。

 

ネコノテパン工場の場所:広島県尾道市東土堂町7-7

現在地からネコノテパン工場Google マップ

 

ネコノテパン工場は、尾道の斜面中腹あたりに、ひっそりと営業しているパン屋さん。

 

千光寺の観光を終えて、夕方3時ごろに行ってみました。千光寺からは、↓こんな細い路地を迷いながらくだっていきました。迷いながらだけど、尾道の小道は楽しいですね。google mapにも掲載されているのでナビは機能するのですが、付近に来るとナビが機能しなくなったので、最後はナビなしで探してみました。

↓こんな感じで、ふつうの家?と見間違えるほど。大きな看板がなく、窓越しにパンが並んでるので、ここかな?という感じでおそるおそる入っていきます。

店内は人ひとりが入れるだけのスペース。入口右側が陳列台。そこにパンが10数種類。台の引き出しには、おみやげに適しているカンパーニュが3~4種類ならべられてました。

 

その日しか作られてないパンがあって、こちらがそのうちのひとつ。「ネギとチーズのリュスティック

↓「リンゴとカスタードのクリームパン」。これはいつでも購入できます。たぶん…

↓「カボチャのクイニーアマン」。甘いもの好きのひとにはおすすめと聞き購入。実際、甘いもの好きのぼくには一番ヒットしました。クイニーアマンもいつでも購入できるようです。

その日その日で、その日にしか購入できないパンが、ネコノテパン工場では作られてるようですよ。こんな感じ↓でカレンダーにしてくれてます。

パンのおいしさだけじゃなくて、尾道の箱庭的な雰囲気も楽しめるお店でしたよ。

広島県尾道市 商店街から 天寧寺(てんねいじ) 千光寺 ネコノテパン工場まで散歩写真

長い間、行ってみたかった広島県尾道市尾道に車で移動した初日、街をこんなルートで巡ってみました。

 

桂馬蒲鉾商店でかまぼこを購入

昇福亭長江店で、柏餅とはっさく大福を購入

天寧寺(てんねいじ)の三重塔で尾道の街を一望

千光寺で安産のお守りを購入

ネコノテパン工場でパンを購入

 

尾道市の観光スポットは、海と山にはさまれている限られたスペースに建物がたてられているので、こんな感じの坂道のある風景がみられます。この小道は迷路みたいになってて、ところどころに雑貨屋さんとか、パン屋さんとか、ワッフル屋さんとかあって、それを探すのが楽しかったです。

地形図をみると、千光寺公園がある標高136mの山が尾道水道にせまってて、短いところだと、100数十メートルしか平地部分がないようですね。だから急な斜面に家とかお寺が建てられていったんですね。

今回訪れたそれぞれのお店やお寺は、追い追い記事にしていきたいと思います。今回は初日に散歩した道の景色を、ザザザッとあげてみたいと思います。

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尾道の夜景

広島県尾道市の夜景です。初めて尾道市を訪れて、昼間、千光寺がある高台から尾道市街地を見おろしたら、市街地はもちろん、尾道水道、しまなみ海道が一望できました。夜景をぜひ観てみたいと、10時頃にまた、千光寺付近によってみました。
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観光地とはいっても、さすがにひとけはありませんでした。千光寺から階段を100メートルほどくだった天寧寺三重塔から、三脚をたててゆっくり撮ってみました。

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 尾道向島を行き交うフェリーは、夜10時半まで運行してるそうで、写真を撮ってる間にも、尾道水道を行き来してるのが見えました。

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新尾道大橋尾道水道を見通せる景色は、天寧寺三重塔あたりからが良かったです。

 

尾道水道を東から西へしっかりと見渡せる景色は、千光寺からもう少し階段をあがったポンポン岩という場所からが一番でした。
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初めての尾道訪問

以前から訪れてみたかった広島県尾道市に行ってみました。
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尾道に興味を持ったのは、NHK連続テレビ小説「てっぱん」がきっかけ。坂をのぼる古い小路がとても印象に残っていました。

 
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そのあと、尾道ラーメン、桂馬(けいま)蒲鉾(かまぼこ)商店のかまぼこ、後藤鉱泉所のラムネなど、ぜひ口にしてみたい名物があることを知って、ますます行ってみたい感が高まりました。

 
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「時間がない」っていう言い訳は置いておいて、スケジュール表に、「この日は尾道に行く」と、3ヶ月前に入れておいたら、なんとかそのスケジュール通りにいくものですね。


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注文から10分 できたてホカホカの明太フランス パンの家 KIRARA

福岡県といえば明太フランス。福岡県のなかでも、おいしい明太フランスのお店をみつけましたよ。

 

パンの家 KIRARA

場所:福岡県春日市下白水南5丁目 下白水南5丁目20−1

現在地からKIRARA:Google マップ

 

春日中学校のすぐ真ん前にあって、駐車スペースが3~4台ほどと小さめのお店。雪の降る日に行ってみました。

 

たまたま駐車場が2台分空いてたので駐車。駐車した直後から続々と、ほかのお客さんが入ってきました。

 

見たところ、いつもたくさんのお客さんでにぎわっているという感じではなく、ぼちぼちと、でも着実に来客者がいるという感じでした。

 

 

KIRARAでは、できたてホカホカの明太フランスがおいしかったです。ほんのりパン生地が温かくて、ふかふか。でも外はパリパリ。生地に塗られてる明太子もほどよい辛さ。

 

KIRARAでは、注文をしてから10分ほどで明太フランスを焼き上げてくれるそうですよ。KIRARAへ行ったときは、たまたま焼き上がりを買うことができたので、ホカホカを買うことができました。

明太子は老舗の「やまや」のものを使っているそうです。明太子のやさしい桃色が、見た目を美しくしてくれてますね。

KIRARAのパンは食欲をそそる見た目と、珍しい種類の総菜パンが特徴の感じがしました。

↓これなんか、つくねがのっているパンですよ。つくねがのってるパンって初めてです。価格も200円弱と、お手頃。うーん楽しいお店を見つけました。

樹齢500年のクスノキがある六嶽神社 境内の樹々が立派だった

六嶽神社の場所:福岡県鞍手郡鞍手町室木

現在地から六嶽神社:Google マップ

 

今回、六嶽神社に行ってみたのは、樹齢500年のクスノキが境内にあるとの情報を得て、そのクスノキを見てみたいと思ったからです。鞍手の近くを通る機会があったので、立ち寄ってみました。

 

本殿へ続く参道は杉林に囲まれます。深い山のなかにあるような神社だけど、実際にはそうではなくて、近所に九州自動車道が走ります。

でもこの昔から変わらない古い神社の雰囲気は、福岡県の神社ではなかなか感じたことはないです。

六嶽神社の上宮は、南東にある六ヶ岳(むつがたけ)にあるそうです。

この六ヶ岳にもぜひ登ってみたいな。

お目当てのクスノキは参道の脇に鎮座していましたよ。なんて立派な枝ぶりでしょう。

この立派さを見て、やっぱり来て、見る価値はあったなと思いました。

六嶽神社の縁起(始まり)はこちらのブログを見て勉強させていただきました。

lunabura.exblog.jp

長田彦という人が、六ヶ岳に神を迎える場所を作って、神を迎えたのが始まりなのだそうです。要は、神を迎えた場所が六嶽神社の上宮となったのでしょう。

神社は、なんとなく雰囲気が好きだから、なんとなく周っています。でも神社それぞれに、その神社ができるきっかけとなる話が残っているようです。それが、神社の縁起と呼ばれるもので、そんな縁起を調べていくと、なんとなく神社を周るよりも、もっと神社巡りがおもしろくなるのかな…最近思い始めました。

ずっと気になってた神社は平清盛の孫 安徳天皇が身を隠した場所だった

平清盛の死後、平清盛の孫にあたる安徳天皇は源氏に追われ、九州の太宰府都落ちしました。その後、福岡県遠賀郡にある山鹿城に移りました。後に下関、壇ノ浦の戦いで平家は滅びるのですが、それまでの間、山鹿城で安徳天皇をはじめ、平家は身を隠したのだそうです。

このとき、山鹿城の家来である藤次秀遠が、大君という場所に安徳天皇のために、仮の御殿をつくったそうです。

その御殿があった場所には、今、大君神社が祀られています。

 

大君神社の場所:福岡県遠賀郡芦屋町山鹿

現在地から大君神社: Google マップ

 

大君神社は、福岡県遠賀郡 山鹿城があった場所のすぐ近く。↓こんな感じで、郊外にあるなんとも寂しい感じのする神社で、車で通るたびに気になっていました。こんもりとした小山になっていますね。鳥居はあるけど、どんな境内なんだろう。

実際に行ってみることにしました。

参道の石段は途中で途切れ、石段がなくなってからは、岩のゴツゴツした山道となります。

標高は31m程度なので、すぐに大君神社境内のある山頂にはすぐに辿り着きました。これは拝殿でしょうか↓

壁のない建物の奥には、安徳天皇が祀られている祠がありました。

菊の紋が刻まれている祠に手をあわせ、祠のさらに奥へと足を運びます。

さらに一基の祠と、もうひとつ祠が祀られていたと思われる台座。

祠の奥にはかすかに人の踏み跡がみられ、そのまま平坦な荒地を歩いて、青葉台という住宅街にでていけそうでした。

でも今日はここまでとして、引き返します。祠の裏側から境内をみると、木漏れ日が差し込んでいました。

神社の縁起を調べてみると、その土地の歴史がわかってきて、おもしろいですね。