
場所:福岡県北九州市八幡西区1丁目
八幡西区の熊手は、江戸時代には、長崎街道の宿場町「黒崎宿」の一部として栄えました*1。黒崎宿の西の出入口である西構口跡が熊手2丁目に位置し、約1.1kmにわたる宿場町の要所でした*2。以前は、活気ある商人町で、市場も開かれていました。「熊西」という呼称は、熊手の西方地域を指す行政区分として明治30年(1897年)頃から使用されています。熊手は、岡田宮の末社である熊手須賀神社と関わりが深く、福岡県の無形民俗文化財にも指定されている伝統的な「黒崎祇園山笠」の祭礼が行われる場所でもあります*3。