誹謗中傷、煽り運転、パワハラといった攻撃的行動は、個人間の関係性だけでなく、組織や社会全体に深刻な影響を及ぼします。これらの行動は形態こそ異なりますが、自己認識の低下、メタ認知能力の低さ、そして歪んだ正義感という共通の心理的基盤から生じると考えられます。これらの知見を踏まえ、私自身が攻撃的行動に陥ることを防ぐための対策と実践方法を考察します。
攻撃的行動に共通する心理学的特性
自己認識とメタ認知の低下
攻撃的行動の根底には、自己認識の低さやメタ認知能力*1の欠如が深く関与していることが示唆されています。これらの能力の不足は、個人の感情制御を困難にし、自己の行動を客観的に評価できない状態を招きます。自己認識とは、自身の感情、強み、弱み、価値観を理解する能力を指します*2。この能力が低い場合、怒りや不満といった感情が生じた際に、その感情に気づき、それを受け入れることが難しくなります*3。その結果、感情が行動に先行し、衝動的な攻撃的行動につながりやすくなる傾向が見られます*4。この自己認識の低さは、単に自己理解が不足しているという状態に留まらず、自身の感情状態に対する「早期警戒システム」が適切に機能しないことを示しています。怒りや不満といったネガティブな感情が内的に蓄積されても、その蓄積や増幅に無自覚であるため、感情が臨界点に達した瞬間に、制御不能な爆発的行動として外部に現れる可能性が高まります。このような行動の後も、自己反省や行動の修正が困難であるため、同じパターンを繰り返す悪循環に陥ることが考えられます。
メタ認知能力とは、自身の思考プロセスや学習方法を客観的に理解し、それを改善するために制御する能力を指します。この能力が低い人は、感情的になりやすい傾向があり、怒りや悲しみといった感情の原因を客観的に見つめることができず、その感情に溺れてしまう傾向があります。例えば、議論の最中に個人攻撃を始めたり、大声で怒鳴りつけたり、物に当たったりといった感情的な行動をとることが典型的な例として挙げられます*5。また、トラブルに際して自分の非を素直に認められない特徴も持ち、論理的に状況を分析できないため、内心では自分が悪いと理解していても感情を抑えられずに非を認められないケースも存在します。メタ認知能力の低さは、単なる「考える力の不足」ではなく、自己の思考プロセスに対する「盲点」を生み出すことにつながります。これにより、感情的な反応が論理的思考を圧倒し、自己の行動が他者に与える結果を予測したり、その行動の妥当性を評価したりする能力が著しく低下します。この状態は、攻撃的行動がエスカレートする主要な要因となり、建設的な問題解決への道を閉ざすことにつながります*6。
歪んだ正義感と自己正当化
攻撃的行動の多くは、加害者自身の「自分は正しい」という強い信念や、「正義のために行なっている」という誤った認識で、自分自身の行為を正当化するメカニズムによって支えられています。誹謗中傷を行う人々は、自分は常に正しく、他人より優れていると強く思い込んでいる傾向があります*7。煽り運転の加害者は、「相手が悪いから自分もそうせざるを得なくなっている」と考えており、自分を被害者と捉える「自分は正しい症候群」という認知的な癖を持っていると指摘されています*8。同様に、パワハラ加害者も「指導のつもりだった」あるいは「被害者側に落ち度があるから自分は悪くない」といった形で自身の行為を正当化する傾向が見られます*9。攻撃的行動は一般的に社会的に非難される行為であるため、個人や集団は自身の自己イメージを維持するために、正当な怒り、正義の追求、秩序の回復といった名目のもとに攻撃性を正当化することがあります*10。これは、自身の行動と自己イメージの間に生じる矛盾による不快感(認知的不協和)を解消するための心理的メカニズムとして機能します。この「自分は正しい」という信念は、単なる意見の相違を超越し、自己の行動を絶対化し、他者の視点を完全に排除する認知的な壁を築きます。この自己正当化のメカニズムは、攻撃的行動を「正義」や「必要悪」として内面化させ、罪悪感や反省の機会を奪い、結果として行動の永続化を促すことにつながります。
誹謗中傷を行う人の中には、正義感が強すぎるあまり、行き過ぎた言動をとる人が存在します。彼らは自身の価値観に基づいて相手を非難し、誹謗中傷を正当化しますが、その正義感は独善的なものです*11。この歪んだ正義感は、個人の内的な価値観が客観的な現実や他者の感情よりも優先される状態を示します。これは、自己の信念を絶対視し、異なる意見や行動を「悪」と断定する「認知の硬直性」と深く結びついています。このような状態では、対話や妥協の余地が失われ、攻撃的行動が「正当な制裁」として認識されるため、その行動を抑制する内的なブレーキが機能しなくなるという結果をもたらします。
ダークトライアドと共感性の欠如
ダークトライアド(サイコパス、ナルシシズム、マキャベリズム*12)の特性は、誹謗中傷やハラスメント行為と強く関連しており、特に共感性の欠如が共通の根底にあることが示されています。
誹謗中傷を行う人の中には、サイコパス、ナルシシズム、マキャベリズムといったダークトライアドの特徴を持つ人がいます*13。これらの特徴を持つ人々は、他人への共感性が欠如しており、自身の欲求を満たすためには手段を選ばない傾向が顕著です。ナルシシズムは、自己中心的で自己陶酔的な態度を特徴とし、他者からの賞賛を強く求め、他人の感情に無関心であることが多いです。このような人々は、自分が特別であり、他者とは異なる存在だと感じる傾向があります*14。過度なコンプレックスや自信のなさから、誇大な自己イメージで自己を覆い隠したいという不釣り合いな感覚を持ち、常に褒めてもらうことを必要とします。ナルシシズムは、攻撃性や搾取、ハラスメントに繋がることが複数の研究で示されています*15。特に職場においては、間接的な嫌がらせや「kiss up, kick down」(上司にはへつらい、部下には高圧的に接する)といった支配欲に基づく行動が見られることがあります。ダークトライアドの特性は、単なる「悪い性格」という範疇を超え、他者を自己の目的達成のための道具として見なし、自己の利益や優越性を追求するために倫理的・感情的な障壁が低い状態であることが示されています。特にナルシシズムは、自己の脆弱性を隠すための誇大な自己イメージと、それが脅かされた際に生じる攻撃性という、二面性を持ちます。
攻撃行動の生起に関して、共感性の欠如が重要な要因となりうることが明らかになっています*16。オンラインハラスメントの加害者は、共感性が欠如しており、自身の行動が被害者に与える感情的な影響を理解できない傾向があります*17。共感性の欠如は、攻撃的行動の重要な危険因子と見なされています*18。対照的に、共感性が高く、抑制制御も高い子どもは攻撃性が低いことが示されています*19。他者の気持ちに共感でき、自分の行動を抑制できる能力は、特に若い世代における攻撃的な振る舞いを減らしたり防いだりするのに役立ちます。もし共感する心が欠けていると、他人の苦しみや感情を理解できなかったり、理解しても平気でいられたりするため、攻撃的な行動を止めようとする気持ちが働きません。特に、他人の視点を理解する認知的共感があっても、その苦痛を自分の感情として感じられない感情的共感がなければ、攻撃的な行動をためらわず、行なってしまいます。
ストレス、衝動性、および感情制御の困難
日常生活でのストレスがたまったり、感情をうまくコントロールできないと、つい攻撃的な行動に出てしまいがちです。日常生活でストレスを抱えている人は、そのはけ口として誹謗中傷を行うことがあります*20。煽り運転は、一回の運転でストレスを感じたから起こるのではなく、何日も前から繰り返しフラストレーションがたまっていて、あるときをきっかけに爆発することが指摘されています*21。一般的な高レベルのストレスや現代の都市生活の負担も、煽り運転の要因として強調されています*22。ストレスや不満が溜まると、私たちの心は疲れ果ててしまい、いつもなら抑えられるはずの衝動的な行動や攻撃的な考えが出てきやすくなります。これは、感情をコントロールする力が弱まっている状態で、ちょっとしたことでもカッとなったり、怒り出したりしやすくなることを意味します。
衝動的な人は、自身の行動の結果を考慮せずに衝動的に行動する傾向があるため、オンラインハラスメントをおこないやすくなる可能性が高いです*23。煽り運転をする人は、もともと怒りやすく、不安を感じやすく、衝動的な傾向があると言われています*24。攻撃的な行動の大きな特徴は、自分をコントロールする力が弱まることです。特に、怒りを何度も思い出したり考えたりすることは、そのコントロールする力を使い果たしてしまい、さらに攻撃的な行動を引き起こしやすくなることがあります*25。衝動性は、突発的な感情に突き動かされ、将来的なことをじっくり考える能力を低下させます。このため、行動が将来どのような結果を招くかを予測する力が弱まり、一時的な感情を満足させるために、長期的には自分にとって不利な結果を招く行動を選んでしまいやすくなります。
認知バイアスと行動への影響
人は、物事を認識したり判断したりする際に、無意識のうちに偏った見方をしてしまうことがあります。これを「認知バイアス」と呼び、この偏りが攻撃的な行動につながることがあります。例えば、煽り運転をする人は、相手が自分を挑発していると誤解し、「相手が悪いから自分もああするしかなかった」と考えていることが多いと言われています。これは、「敵対的帰属バイアス」という認知バイアスの一種です*26。このバイアスがあると、相手の行動を「自分を攻撃しようとしている」と誤って解釈してしまいます。この偏った見方は、子どもから大人まで、怒りや攻撃的な行動と関連があることが長年指摘されています。敵対的帰属バイアスは、実際には悪意のない出来事や偶然の出来事を、あたかも相手が意図的に自分を困らせようとしているかのように受け取らせてしまいます。この歪んだ認識は、「自分は正しい」という思い込みを強くし、本来なら攻撃してはいけない場面でも「これは正当な防衛だ」と誤って判断させ、結果として攻撃的な行動をとりやすくしてしまうのです。認知バイアスは、私たちのものの見方や判断を無意識のうちに歪めてしまいます。「自分はこう考えているから、相手も同じように考えているはずだ」と過信するようなバイアス(「知識の呪い」など)もその一つです。こうした認知バイアスによって、私たちは現実を客観的に捉えられなくなり、他人の意図や状況の評価に間違いが生じやすくなります*27。その結果、誤解が生まれたり、感情的に過剰に反応してしまったりしやすくなるため、特に感情が高ぶっている状況では、攻撃的な行動に出てしまう可能性が高まります。
各攻撃的行動における特性の具体例と背景
誹謗中傷、煽り運転、パワハラといった攻撃的な行動の根底には、共通の心理的な特徴がありました。では、それぞれの行動がどのように異なる形で現れ、どのような背景と結びついているのでしょうか。共通の心理的特徴が、それぞれの行動でどう関係しているのでしょうか。
誹謗中傷:嫉妬心、優位性欲求、ストレス発散、匿名性、集団心理
誹謗中傷は、インターネットの普及により匿名性が確保されやすい環境下で、その発生が顕著になっています。この行動の背後には、複数の心理学的要因が複合的に作用していることが指摘されています。誹謗中傷を行う人の特徴として、まず嫉妬心の強さが挙げられます 1 。他者の成功や幸せを素直に受け入れられず、自分より優れていると感じる相手の欠点や弱点を探し出し、それを誹謗中傷することで優越感を得ようとします。これは、自分の優位性を示したい欲求が強いことの表れでもあります。相手の失敗や欠点を指摘することで、自身の自尊心を満たそうとする心理が働いています*28。また、日常生活でストレス発散ができていないことも、誹謗中傷の動機となることがあります。匿名性の高いインターネット上では、現実世界では言えないような攻撃的な言葉を投げかけ、ストレスを発散しようとします。自己肯定感が低い人も、他人を誹謗中傷することで一時的に優越感を得ようとし、自尊心を満たそうとすることがあります。さらに、愛情不足を感じている人が、誹謗中傷によって他者からの注目を集めようとすることもあります。批判的な意見を投稿し、それに対する反応を得ることで、自分が注目されているという実感を得るのです*29。
匿名性は、オンラインハラスメントの主要な要因の一つです。個人が匿名アカウントの背後に隠れることで、現実世界ではしないような行動を取りやすくなります。これは、責任感が低下し、自身の行動の感情的な結果から切り離される感覚が生じるためです。この現象は「オンライン脱抑制効果」と呼ばれ、敵対的または攻撃的な行動の表現を伴う「毒性脱抑制」として現れることがあります*30。
集団心理も重要な要素です。誹謗中傷を行う人の中には、周囲の意見に流されやすい人もおり、特にネット上で炎上が起きている際に、深く考えずに誹謗中傷の書き込みに加担してしまうケースが見られます。これは、集団の行動に同調することで、個人の責任感が希薄になる心理が働くためと考えられます。
これらの要因は、前記した共通特性と密接に関連しています。例えば、嫉妬心や優位性欲求は、歪んだ正義感や自己正当化の基盤となり、「自分は正しい」という信念を強化します。ストレス発散の手段としての誹謗中傷は、感情制御の困難や衝動性の現れであり、匿名性はこれらの抑制をさらに弱めます。また、自己肯定感の低さや愛情不足は、自己認識の低下と関連し、承認欲求の過剰な追求が攻撃的行動に繋がる可能性を示しています。
「自分は被害者」という認知バイアス、前頭葉機能と感情制御、フラストレーションの蓄積
煽り運転は、道路という閉鎖的かつ競争的な環境下で発生する攻撃的行動であり、その加害者には特有の心理学的傾向が見られます。煽り運転の加害者の心理として最も驚くべき点は、彼らの多くが自身の行為を煽り運転だと認識していないことです 。むしろ、「相手が悪いから自分もそうせざるを得なくなっている」と考えています 。約6割の加害者が「自分もあおられている」と主張し、普通に運転しているだけの相手を「わざと速度を落として自分をあおっている」と思い込み、自身の行動を緊急的な対処だと認識しているとされます 。これは「自分は正しい症候群*31」と呼ばれる一種の認知的な癖、すなわち敵対的帰属バイアスの典型例です 。加害者は自身を被害者と捉え、相手に非があるという認識を持つことで、自身の危険な行動を正当化し、責任を外部に転嫁します 。運転という状況そのものも、感情制御に影響を与えます。運転中は、道路状況、信号、標識など多くの情報を処理するため、脳の前頭葉(論理的思考を司る部分)が多量に使われます 。感情を抑える機能も前頭葉が担っているため、運転の状況把握に前頭葉のキャパシティが完全に使われてしまうと、感情を抑える機能に割かれるリソースが不足する状態に陥る可能性があります 。これにより、ドライバーは怒りやフラストレーションを制御する能力が低下し、攻撃的な行動に繋がりやすくなります。また、加齢によって感情のブレーキが利きにくくなる人もいるとされています 。 煽り運転の心理は、単発的なストレス反応ではなく、「点ではなく線」であると指摘されています 。つまり、ある一回の運転でストレスを感じたから起こるのではなく、何日も前から繰り返しフラストレーションがたまっていて、あるときをきっかけに爆発するというメカニズムが働きます 。混雑した市街地や渋滞後など、フラストレーションが爆発しやすい特定のシチュエーションも存在します 。「自分は正しい症候群」は、歪んだ正義感と自己正当化の顕著な現れであり、認知バイアスが行動に直接影響を与える例です。前頭葉機能の限界やフラストレーションの蓄積は、感情制御の困難や衝動性の増大に繋がり、攻撃的行動の引き金となります。
「指導のつもり」「コミュニケーションの一環」という自己正当化、固執した価値観、一方通行のコミュニケーション、過去の経験の繰り返し
パワハラは、職場における力関係の不均衡を背景に発生する攻撃的行動であり、その加害者には、自身の行為を正当化し、他者の視点を欠如させる特有の心理が見られます。パワハラ加害者の最も典型的な言い訳は、「指導のつもりだった」というものです 。彼らは、作業中の事故防止や安全確保のために厳しい注意が必要だと考え、叱責や大声で怒鳴ることがあります 。しかし、受け手である部下は、これらの言動を指導を超えた精神的攻撃と捉える可能性があり、言動の受け止め方は人それぞれ異なるという認識が欠如しています*32 。 また、「コミュニケーションの一環だと思っていた」という言い訳も頻繁に見られます 。加害者は、同じ職場の仲間として気心が知れているから「多少きつい言い方をしても許される」という発想を持つことがあります 。特に上司の場合、部下の従順な態度を好意的なものと誤解し、本意に気づかずに横暴な振る舞いをすることがあります 。さらに、「被害者側に落ち度があるから自分は悪くない」と加害者自身が被害者であると思い込むケースも厄介です 。例えば、部下が仕事をなかなか覚えられないことに対し、上司が腹を立てた結果、パワハラ行為に及ぶことがあります 。このような場合、加害者は自身の落ち度を認めず、被害者を責めるため、問題解決が非常に困難になります 。これらの言い訳は、自己正当化のメカニズムが強く働いていることを示しています。
パワハラ加害者の特徴として、自身のやり方や価値観が正しいと思い込んでいる点が挙げられます 。彼らは自分の考えを曲げず、長年の経験や成功体験から得た自身の方法を最も正しいと信じ、周囲が他の効率的な方法を提案しても耳を傾けません 。このような固執した価値観は、部下に自身の価値観を強要したり、例外を認めなかったりする姿勢に繋がり、部下との溝を深め、ストレスを増大させる可能性があります*33 。
この固執した価値観は、一方通行のコミュニケーションにも現れます 。加害者は、自身が経験したことや知っていること以外をコミュニケーションに取り入れようとせず、柔軟性に欠ける傾向があります 。時代の変化や年代の違いによるコミュニケーション方法の多様性を認識せず、自身の見識以外の情報を排除するため、対話が成立しにくくなります*34。
また、パワハラ加害者の中には、自身も過去にパワハラやモラハラを受けてきたという背景を持つ人が少なくありません。彼らは、自身が新入社員の頃に受けた指導方法をそのまま部下への指導として繰り返す傾向があり、相手への配慮に欠けていることが問題点として指摘されています。これは、負の連鎖が世代間で繰り返される可能性を示唆しています。
これらの特性は、自己認識とメタ認知の低下、歪んだ正義感と自己正当化、そして共感性の欠如といった共通特性と深く関連しています。自身の行動を客観視できず、他者の感情を推し量れないことが、一方的な指導やコミュニケーション、そして責任転嫁に繋がっていると考えられます。
自分自身が攻撃的行動に陥らないための対策と実践
自分自身も加害者になる可能性は多々あります。まさに加害者と被害者とは、紙一重であるため、加害者とならないための対策として、自分でできる考え方はどのようなものがあるのでしょうか?
攻撃的行動に共通する心理学的特性を踏まえ、自分が加害者側にならないための、具体的な対策と実践方法を、次回の投稿で考えてみます。
*1:「自分自身の思考や感情、行動などを客観的に捉え、それを評価・調整する能力」のことです。簡単に言うと、もう一人の自分が「今の自分はこう考えているな」「この行動は適切かな」と、まるで自分を外から見ているかのように冷静に観察し、コントロールできる力のことです。この能力が高いと、自分の得意なことや苦手なこと、感情の動きなどをよく理解し、問題解決や目標達成に役立てることができます。
*2:Using Self-Awareness Theory and Skills in Psychology
*3:Teaching Self-Awareness to Students: 5 Effective Activities
*5:メタ認知能力を高めるメリットとトレーニングの方法を解説 - Humap アスマークのHRサービス
*6:Metacognition | Teaching + Learning Lab
*7:誹謗中傷する人の心理と特徴を徹底解説 | 株式会社イークル
*8:あおり運転の対処法やあおる心理とは? 加害者1000人超にヒアリングした教授に聞いた - くるまも|三井住友海上
*9:パワハラ加害者のよくある言い訳は?パワハラの判断基準や対応方法を解説 | 給与計算ソフト「マネーフォワード クラウド給与」
*10:Aggression in Disguise: The Psychology and Social Dynamics of Justified Hostility | by Boris (Bruce) Kriger | THE COMMON SENSE WORLD | Medium
*11:誹謗中傷する人の心理と特徴を徹底解説 | 株式会社イークル
*12:マキャベリズムとは、目的のためには手段を選ばず、人を欺いてでも自分の利益や目的を達成しようとする考え方や行動様式のことです。心理学の分野では、他者を操作し、共感性が低く、自己中心的な性格特性の一つとしても捉えられています。
*13:誹謗中傷する人の心理と特徴を徹底解説 | 株式会社イークル
*14:ナルシシズムとは:その原因と特徴と脱却する方法 | (株)心理オフィスK
*15:私の心の中で:ナルシシズムによる虐待 - マーサズ・ヴィニヤード・タイムズ
*16:中学生における攻撃行動と共感性および同調性との関連性
*17:The Psychology of Online Harassment
*18:Associations between empathy, inhibitory control, and physical aggression in toddlerhood - PMC
*19:The Relation Between Empathy and Aggression: The Role of Attachment Style - PMC
*20:誹謗中傷する人の心理と特徴を徹底解説 | 株式会社イークル
*21:あおり運転の対処法やあおる心理とは? 加害者1000人超にヒアリングした教授に聞いた - くるまも|三井住友海上
*22:Road Rage: What’s Driving It? - PMC
*23:The Psychology of Online Harassment
*25:The role of self-regulatory control processes in understanding aggressive ideations and behaviors: An experience sampling method study - PMC
*26:A systematic review with meta-analysis of cognitive bias modification interventions for anger and aggression - PMC
*27:Frontiers | Editorial: Highlights in psychology: cognitive bias
*28:誹謗中傷する人の心理と特徴を徹底解説 | 株式会社イークル
*29:誹謗中傷する人の心理と特徴を徹底解説 | 株式会社イークル
*30:The Psychology of Online Harassment
*31:藤井氏が提唱している言葉です。藤井靖氏は、1979年2月9日生まれの日本の心理学者で、現在、明星大学心理学部の教授を務めています。専門は臨床心理学で、博士(人間科学)の学位を持っています。
*32:パワハラ加害者のよくある言い訳は?パワハラの判断基準や対応方法を解説 | 給与計算ソフト「マネーフォワード クラウド給与」
*33:パワーハラスメント加害者の特徴と更生方法【公認心理師解説】 | ハラスメント研修とメンタルヘルス対策の株式会社ハートセラピー
*34:パワハラ加害者のよくある言い訳は?パワハラの判断基準や対応方法を解説 | 給与計算ソフト「マネーフォワード クラウド給与」