ダイヤモンドと黒墨は、同じ炭素だけでできています。炭素が、地下深くで高温高圧下で結晶になることで、ダイヤモンドになります。その後、音速に近い高速で、ダイヤモンドが地表付近まであがってくると、ダイヤモンドのまま結晶構造が保管され、採取されます。ゆっくり上がってくると黒墨になります。
ダイヤモンドが、地下深くから地表付近まで高速でどうやってあがってくるのか?地表から地下深くまで達する断層ができると、そこに圧力低下がおこり、マグマが高速で上昇してくると考えられています。『三つの石で地球がわかる(藤岡換太郎著)』P.43‐46