「琴枚大神」という額面が、かかげられた鳥居のそばに庚申塔が二基まつられていました。場所は福岡県、京都(みやこ)郡みやこ町犀川(さいがわ)の山鹿(やまが)という地区です。
「琴枚」とはどういう読み方をするのか調べてみましたが、ヒットする情報がありませんでした。「枚」が「マイ」以外に読み方があるのか調べてみると、「ひら」という読み方もあるようです参照。もしかしたら「琴枚」は「琴平(ことひら)」のことを指しているのかもしれません。
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場所:福岡県京都郡みやこ町犀川山鹿
座標値:33.648261,130.928428
碑面:猿田彦大神
建立年月:確認できず
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場所:福岡県京都郡みやこ町犀川山鹿
座標値:33.648288,130.928460
碑面:庚申塔
建立年月:確認できず
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二基の庚申塔から3mほど離れた場所に、小さな石塔がたてられており、この石塔に「天保六(1835年) 末月」と刻まれていました。この小さな石塔が、もし庚申塔と同時期にたてられていたとしたら、庚申塔も1800年代中期のものだと想像されます。