大分(だいぶ)八幡宮に、天然記念物に指定されている巨大なクスノキがあることを知り、行ってみました。参照-飯塚市歴史資料館 文化財
場所:福岡県飯塚市大分
飯塚市に指定されているクスノキは三本。いずれも大分八幡宮の境内に鎮座します。下の写真は三本のうち唯一、福岡県に天然記念物として指定されているクスノキです。クスノキにしても、イチョウにしても、ここまでおおきくなると、まるで巨大な爬虫類、あるいは軟体動物を彷彿とさせます。
幹の下側部分に修復した箇所がみられることから、以前は、もうひとつ巨大な枝が分れでてきていたということがわかります。根っこに近い部分は、びっしりと苔に覆われています。
こちらのクスノキは「一の鳥居」ふきんに鎮座しています。下からみあげる「カット」も撮ってみましたが、このクスノキに関しては、幹の一部を画として切り取ったほうが、その異形さが感じ取れるような感じがします。
そして最後の一本はこちらのクスノキです。こちらのクスノキは他の樹と比較して、幹のゴツゴツ感はないようですが、スラっと空にむかって伸びる姿は、縦側に巨大な印象を感じさせます。そのため、下からみあげる形で撮ってみました。