北九州市の「日峯神社(ひのみねじんじゃ)」境内に庚申塔がまつられていました。神社の拝殿へとつづく参道の右側脇に3基の祠とともに石塔がまつられています。
場所:福岡県北九州市八幡西区浅川日の峯
座標値:33.879344,130.698715
石塔の正面には「庚申塔」と刻まれています。「庚申塔」の文字の上には「〇」の記号が刻まれています。
庚申塔にむかって右側面をみてみますと↓「享保十三天」という銘があります。享保13年は、西暦1728年で干支(かんし)は戊申(つちのえさる)です。
↓庚申塔に向かって左側面には、その年の干支をあらわしているのか「申」という文字が刻まれ、その下に「三月」とあります。
↓庚申塔の裏側には、おそらく願主の名前がきざまれていたのでしょうが、文字はかすれて消え、「氏」という文字だけがかろうじてみえます。
日峯神社を訪れたのは2021年3月27日(土曜)で、神社境内の桜がちょうど満開をむかえていました。日峯神社の桜はみごとでした。