福岡県北九州市若松区本町
南海岸通り
毎年、たのしみにしている若松区のイルミネーションです。規模は小さいけど、人がすくないのでゆっくり冬の雰囲気をたのしめます。
古河鉱業若松ビルは、どういう歴史をもつ建物なのか気になっていました。東京を拠点に事業を展開していた古河鉱業株式会社の若松支店ビルのようです。
まだ石炭が主用燃料だった時代、ここ若松港から各地へ石炭が配送されていました。これを管理するために1919年(大正8年)に建てられました。
大正時代は、まだこの若戸大橋はつくられておらず、洞海湾は現在よりもだいぶ浅かったといいます。
そして若戸大橋がたっているちょうどその場所に中島(なかのしま)が存在していました。
現在とはちがうけれども、大正時代は、またちがった雰囲気の町の灯りがともっていたのでしょう。