場所:福岡県鞍手郡鞍手町大字長谷
座標値:33.7525983,130.6778915
福岡県宗像地方の鞍手町室木と宮若市龍徳に跨る標高338.9mの六ヶ岳(むつがたけ)。その六ヶ岳にのぼるための登山口のひとつ…長谷登山口から羽衣の峰を経由して旭岳へとのぼるルートの途中に、「メタセコイアの森」という場所があります。
その場所にはメタセコイアが…私がみたところ…4本ほどありました。メタセコイアは「生きている化石」とも称されるめずらしい植物で、北半球で化石でのみ、みられるのみでした。1946年に中国で現存が確認され、1948年にアメリカ人が中国からもちかえった苗が、のちに日本にもくばられたそうです参照。
これらのメタセコイアも、その中国の苗の子孫なのだと考えられます。
「メタ」→「のちの、変わった」
「セコイア」→「常緑種の樹の一種」
「メタセコイア」が、セコイアという種類の樹に似ていたために、メタという語をつけて「メタセコイア」という名がつけられたそうです。何本ものスジがはいった幹が特徴的な樹です。