大分県杵築市の牧草地かたわらにある台地に、青面金剛像がきざまれる庚申塔がまつられていました。
場所:大分県杵築市大田石丸
座標値:33.490572,131.559328
軒唐破風をつけた寄棟造の笠は、下面に垂木までが丁寧に細工されている
小林幸弘氏の運営するホームページ『国東半島の庚申塔-14013-』ではこのように↑紹介されています。
青面金剛は一面四臂で、腰の部分から両側にS字状のしっぽのようなものがのびています。青面金剛の足下には猿が数匹、二鶏がきざまれています。猿はしめ縄や御幣によりかくれており、きざまれている数は正確にはわかりませんでした。『国東半島の庚申塔-14013-』では三猿と紹介されています。
庚申塔にむかって右側面に「明和五年」の文字が確認できます。
庚申塔にむかって左側面には「安倍?平」と刻まれています。願主の名前でしょうか。
明和五年は西暦1768年です。