福岡県飯塚市の大分(だいぶ)という地区を車ではしっているとき、たまたまみつけた『大分廃寺塔跡』という史跡です。
場所:福岡県飯塚市大分
座標値:33.585485,130.636537
「民家の敷地の一角にある史跡」といった感じです。
民家のそばにある野原に17基の平たい石が地面に埋まっています。これらの石はお寺の境内にたてられていた建物のひとつ…三重塔の礎石と考えられています(参照:案内板)。
↓案内板によると、このお寺には三重塔のほかに金堂、講堂がある「七堂伽藍(しちどうがらん)参照」とよばれる形式でつくられた立派なお寺だということです。
建立されたのは8世紀初頭(西暦700年代末)と考えられ、2020年時点だと、約1200年も前に建てられた寺院跡ということになります。
案内板に紹介されている図を、航空写真にあわせて寺院を想像してみると↓以下のような範囲で境内があったのではないかと考えられます。