まるで千手観音さまのように四方に大枝をのばしている千住杉。こんな形の杉の木はめずらしいそうで、杉林のなかで異彩をはなっていました。
場所:愛媛県松山市 立岩米之野
座標値:33.945639,132.852483
愛媛県松山市の北部に位置する、標高993.2mの高縄山(たかなわさん)。千手杉は高縄山山頂ふきんにあります。千手杉の東側約50mのところに千手寺があります。
愛媛県道17号線にある登山口から、千手寺までの行程は約10㎞ととても長くて、車一台が通れるほどの舗装された道路が続いていました。しかし最近つづいている大雨のために岩や土砂が道へと流出している箇所もあり、タイヤがパンクしないよう慎重に運転する必要がありました。
千手杉の、この迫力ある姿をどうやったら写真におさめられるのか試行錯誤しました。けっきょく、杉の樹の下からみあげて撮った写真が迫力あるものでした。特徴のある「幾本も伸びる枝」が、できるだけ幹でかくれないように注意しました。