日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

戸脇(とわき)神社の筑前御殿神楽 ⑨/⑨ 福岡県北九州市若松区乙丸(おとまる)

福岡県北九州市若松区の乙丸(おとまる)という地区にある戸脇(とわき)神社で、2019年10月8日(火)に筑前御殿(ちくぜんごてん)神楽が舞われました。

 

場所:福岡県北九州市若松区大字乙丸 「戸脇神社」

座標値:33.908777,130.694710

 

筑前御殿神楽 最後の記事となります。最後の記事では、北九州市内で唯一、戸脇神社だけで残る「湯立神楽(ゆたてかぐら)」のご紹介を行ないます。湯立神楽は、お湯が沸く湯釜のまわりで舞われ、水と火のご縁をいただくという神楽で、祈りと感謝の意味合いが含まれています(参照:パンフレット)

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湯立神楽の流れは以下のようになります。

 

・舞人が弓の舞を舞う

・湯釜のまわりで紙垂(しで)を持つ舞人が祈る

・紙垂から榊(さかき)へ持ち変える

・榊を湯釜の湯につけ、周囲に湯を撒き、清める

・湯釜の下に燃える炭火の上を裸足で渡る

 

こちら↓の写真は弓の舞を舞っているところです。

約5分ほどの舞です。舞というよりも神前で祈りをささげることを主目的としているような印象です。何本かの矢も放たれます。

 

弓の舞が舞われると、湯立神楽がはじまります↓ 紙垂(しで)のついた棒を手にもった舞人が現れ、湯釜の周りで祈り、歩きまわります。いったん、神殿の前まで移動し、頭をさげ祈りをささげます。

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その後は、舞人は紙垂のついた棒から榊(さかき)に持ち変えます↓ 榊を湯につけ後方へ湯を飛ばします。これは周囲を清める意味を持つのでしょうか。

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湯により周囲を清め終わると、舞人は裸足のまま、燃えている炭火を蹴散らしながら湯釜の下を通ります。

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最後に、舞人は両手に持っていた榊を湯釜の中に奉納し湯立神楽が終了します↓

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湯立神楽自体は15分ほどで終了し、筑前御殿神楽全体が終了したのは、21時10分くらいでした。19時から筑前御殿神楽がはじまったので、全体を通じて2時間10分ほどの神楽でした。神楽を最初から最後まで拝観したのは、わたしにとって、これがはじめての機会でした。とても有意義な時間を過ごせました。

北九州市内で行なわれる「筑前御殿神楽」の情報はこちらのサイト(日峯神社HP)で紹介されています。北九州市内では、戸脇神社以外でも、9カ所の神社で筑前御殿神楽が舞われるようです。

 

今回の記事が投稿される時点(2019年10月22日)では、もう、2019年度の北九州市内の筑前御殿神楽はすべて終了しています。来年以降の神楽開催日時の情報が、日峯神社HPで更新されると考えられるので、ご参照ください。