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福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

いたずらをすると罰があたる石 北九州市小倉南区市丸

場所:福岡県北九州市小倉南区 東谷 市丸

座標値:33.764131,130.871936

小倉南区の市丸に大清水神社(おしょうずじんじゃ)という立派な神社があります。この神社境内には湧き水が出ています。この湧き水でできた小川が、北西約170mのところで東谷川に合流します。

 

↓こちらが神社境内の湧き水。

この湧き水が東谷川へ合流します。

むかし、東谷川ではカッパがでていたと伝えられます。このカッパは河ン殿といわれていました。河ン殿は、東谷川で水浴びをする子どもを、水底へ引っぱりこんで死なせることが多かったそうです。

 

そこで、水神様が怒り、石をかついで河ン殿を征伐しました。東谷河から河ン殿がいなくなったので、水死する子どもがなくなりました。村人たちは、水神様をあがめ、水神様の担いだ石自体を水神様として祀りました。

 

この伝説の石が大清水神社境内に祀られています。

大清水神社は、一の鳥居をくぐるとまず拝殿があり、その向こう側に相撲をとる土俵、そして階段とつづきます。階段の両側には立派な石垣が左右に広がっています。

 

階段をのぼる手前で右方向へ歩をすすめると、石で囲われた柵で囲われた大きな井戸のようなエリアがあります。

このエリアのなかに清水がわきでる泉があり、水神と刻まれた石塔が泉の中央部にまつられています。

この石に腰をかけたり、いたずらをすると神様の罰があたると言い伝えられ、今でも大切取り扱われています(参照:北九州市史 民俗 P.550)