座標値:33.1052788,131.6515558
大分市から豊後大野市へと続く国道10号線を、少し外れた場所に今回の庚申塔はありました。
大野川のほとりにある「上り尾」という集落。その集落のちょうど真ん中あたりに稲荷社という神社があります。
国土地理院の地図にも記されていないような小さな神社です。その神社境内西側、銀杏の樹の下に、たくさんの祠が祀られていました。
一面六臂で、逆立った髪は一本一本は表現されておらず、ニット帽をかぶったような表現となっています。
左手の一番上の手にショケラが握られていました。足元には二鶏、台の部分に三猿が刻まれていました。
祠に入っていたために、側面や後面は確認することができず、建立年月は不明です。