場所:福岡県鞍手郡小竹町新多
座標値:33.695261,130.692783
以前に、松岩という珪化木でつくられた墓標を探しに、福岡県鞍手郡の新多という場所へ行きました。そのときたまたま見つけた庚申塔です。聖光寺のすぐ隣にある敷地に祀られていました。
↓庚申塔の正面には「庚申尊天」、そして庚申塔に向かって右側面には「昭和七年九月吉日再建」と刻まれていました。
↓庚申塔に向かって左側面には「奉納 新多區」と刻まれていました。以前祀られていたと思われる庚申塔の行方や、いつごろに建立されたのかは不明です。
「奉納 新多區」の區という字はどう意味なのでしょう?區の読み方は「ク」。
くぎる。くぎり。わける
区切られたところ。小さい
行政区画の一つ
(参照:「區」の漢字‐読み・意味・部首・画数)
…とありました。「奉納 新多區」は”新多地区の人たちによって奉納された”という意味と考えられます。