2018年は10月14日の日曜日にケベス祭りが開催されます。開催場所は、大分県国東市国見町櫛来にある櫛来(くしく)社。岩倉八幡社ともいわれます。
平日、土日、祝日かかわらず、毎年、必ず10月17日に開催されます。2018年、10月17日はちょうど日曜日に当たるので、もしかしたら例年と比較しても、多くのかたが足を運ばれるのではないでしょうか。
ケベス祭りは、国東半島に残る奇祭です。一枚目の写真は、祭りが最高潮となる場面。奇妙な仮面をつけた「ケベス」が、火のついたシダのなかへ飛び込み、火を蹴散らす場面です。
↑こちらがケベス。ケベスはシダにつけられた火を奪おうとしますが、それを守ろうとする「トウバ」と攻防を繰り返します。
攻防するものの、ケベスは最終的に火の中へ飛び込むことができ、火を奪うことができます。ケベスが火を奪ったあとは、トウバも一緒になり、火のついたシダの束を持って会場内を暴れまわります。
その起源が不明のケベス祭り。毎年、だいたい18時から18時30分くらいにはじまります。
しかし、その時間(18時頃)に会場に行っても小さな境内にはたくさんの人が集まり、そのたくさんの人だかりに阻まれて、この祭りの一連の流れを見ることはできません。
私は去年16時頃、会場に足を運びました。「ちょっと早すぎたかな…」と思っていましたが、もうすでにたくさんのカメラマンがおられ、準備万端の状態でした。写真撮影の場所取りをするならば、もう少し早めの時間帯に、会場へ足を運ぶ必要があると感じました。
国東半島の祭りには、できるだけ多く足を運びたいなとは思うものの、仕事があるのでなかなか思い通りにはいきません。