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普段使っている一眼レフカメラを専門店に修理に出していて、あまり使っていなかったコンデジをいま使っています。使っているコンデジはSONY DSC-WX220。家電量販店の展示品で数年前に安く手に入れたので、たしか価格は2万円前後だったと記憶しています。
コンデジではあまり綺麗な写真は撮れないだろうと思い込んでいましたが、こちらの記事(どうやって撮ったの?コンデジで驚きの不思議な写真「Naked Flower(裸の花)」【新-写真空間】 - ライブドアニュース)を読んで、「へえー、コンデジでこんなに綺麗な写真が撮れるのか」と感動しました。コンデジで撮った写真もしっかりとした”作品”になるのですね。
そこで、この記事でも紹介されている”日中シンクロ”というやり方で、私も花を試写してみました。日中シンクロは太陽の光がある日中にストロボを発光させて撮影すること。これまでは日中にストロボを使うなどという発想はなかったので新鮮でした。
日中シンクロで試し撮りした写真を、今度はgoogleの無料画像編集ソフト「Nik Collection」で編集してみました。すると「コンデジでこんな写真が撮れるのか」という意外な写真ができあがりました。一枚目の写真は実際に撮った写真よりも彩度を高め、明るめに調整しています。一方↓こちらの写真はコントラストを強めにしました。
日中シンクロという手法は色々と試してみると、撮りたい石塔などが逆光で影になってしまっている場合などにも使えるということがわかりました。例えばこちら↓
庚申塔の背後から日光がふりそそいでいますが、庚申塔正面にもしっかりとストロボの光があたり「猿田彦大神」の文字が見えています。
普通のコンデジの、内蔵ストロボという標準的な機能を使って、新しい表現ができることがわかったのはよかったです。
これからの季節、明暗が強い場面に会ったときにもこの手法を使ってうまく写真を撮れたらと思います。