場所:福岡県直方市頓野
座標値:33.753328,130.753446
地元に住んでいるかたに、この庚申塔の存在を教えていただき行ってみることにしました。教えていただいてから初めての探索では、庚申塔を見つけることができませんでした。口頭のみで教えていただいたので、はっきりとした場所が特定できなかったからです。
次に、地形図を見ながら教えていただき、おおよその場所の目ぼしをつけました。さらに追加の情報もいただきました。”その庚申塔は他の仏像とともに祀られている”とのこと。
その他の仏像とともに祀られているということは、だいぶ見つけやすいものと予想されました。15分ほど周辺を歩いてみつけたのがこちらのお堂↓
このお堂は直方(のおがた)四国札所のうちのひとつでした。お堂の扉にはカギはかかっておらず中を拝観することができました。このお堂には大日如来様が祀られていたと思います。
数体の仏像にむかって一番右側に庚申塔が祀られていました。表面には文字や像等は確認できません。どうも三つに割られていたようで、それを後に元のひとつに修復しているようでした。
この庚申塔はもともと別の場所に祀られていたとのこと。その場所に住宅が建つため現在の場所に、直方札所の仏像とともに祀られるようになったとのことでした。