先日、佐賀県にいったときに庚申塔をさがしてみました。時間に限りがあったために、数基しかみつけることができませんでした。今回の庚申塔はそのうちの一基です。
地図:Google マップ
神社の鳥居をくぐる手前右側に庚申塔は祀られていました。
自然石の正面に「猿田彦大神」と刻まれ、塔に向かって右側に「文政三年」、左側に「三月吉日」と刻まれていました。文政三年は西暦1820年です。
それにしても、佐賀県はあまり足を運んだことがなかったのですが、県内を車で走っていると、のどかな農村風景が広がり、昔から残っていそうな石塔や石仏があちらこちらに見られました。なんだか大分県と全体的な雰囲気が似ているなと感じました。
歴史民俗資料館に行って庚申塔について職員のかたに尋ねてみても、丁寧に史料をそろえていただき、行き道も地図をコピーしてまで説明していただきました。
佐賀県も良いところだなと思いました。