大きなぞうりが、境内の建物にかかっているという西國寺(さいこくじ)にいってみることにしました。だけど、十分にお寺の情報収集はしていなかったので、どこにこの大きなぞうりがあるんだろう?と探しまわるはめになりました。
ぞうりは、境内の玄関口にあたる山門にかかっていました。でも今回は、山の中腹にある参拝者専用駐車場に車を停めて山門をくぐらず、境内の横から入る形をとりました。だからぞうりがみあたらなかったのです。西國寺の境内はけっこう広いのです。
境内をひとまわりして、山門まできたときに、やっと大きなぞうりを探すことができました。いやー立派ですね。仁王様の健脚にあやかって奉納されたものなんだそうですよ。
西國寺の境内は、おおきく4段にわかれているようですね。
1段目に、大きなぞうりがかけられている山門。
2段目に重要文化財に指定された金堂。
3段目に本坊とか不動明王様が祀られている不動堂 。
そして4段目に、これまた重要文化財に指定された三重塔があります。
↓こちらは、1段目の山門から金堂のある2段目に続く階段です。この階段…108段あるそうですが、登ってみるとあっという間。山門から入ってきて、階段のぼって振り返ると、尾道の街と尾道水道が出迎えてくれるんですね。
尾道の街、ひとつひとつの景色が絵になりますね。西國寺に来たときは日曜日(2017年1月29日)の午前中だったのですが、観光客はまばら。思っていたよりも人が少ない印象でした。
↓金堂と同じ2段目の境内にある鐘楼。
↓裏路地
↓3段目境内にあった力石。昔はこの石をもちあげて力自慢をしていたそうですよ。
大分県で回っていた仏閣とはまたちがった日本の雰囲気が味わえます。大分県はなんだか素朴、こちら尾道は洗練された雰囲気が感じられます。それぞれ特徴があって、どちらも楽しめますね。