福岡県行橋市にある”馬ヶ岳”に登ってみました。”馬ヶ岳城跡”の看板が、この近くの県道を走っていると目に入っていたので、気になっている場所ではありました。
ちょっと様子見のつもりで登ってみたのですが、もう少し、もう少し…という感じで歩を進めていくと、三角点部分(208.7m)まで結局たどりつきました。
”馬ヶ岳城跡”の看板のとおり、この山には昔、城が建てられていたそうです。1405年の古文書からぽつりぽつりと、馬ヶ岳城の記録がでてきています(馬ヶ岳城跡(うまがたけ じょう あと)の歴史 | 行橋市ホームページ)。
↓これは北側から馬ヶ岳を見おろした図。北側の登山口から登っていくような形となっています。累積標高(+)は439m、総移動距離は3.2㎞、所要時間1時間15分の登山となりました。
馬ヶ岳登山口には車1台分の駐車スペースがあり、簡易トイレも設置されていました。ぼくは駐車場の場所がよくわからなかったので、登山口から南西の農道脇に車を止めさせてもらい、登山口まで歩いていきました。行橋市のホームページによると、↓赤丸印(◎)の部分に”馬ヶ岳城跡臨時駐車場”があるようです。
なだらかな登りから始まります。
いちど谷に降りて階段で登り返す。階段の前に↑このような看板が立てられています。地図でいえば↓標高50mの主曲線とちょうど重なります。
↓階段で登り返す。
階段を上ると再び、なだらかな稜線となります。
↑小ピークからの稜線を、なだらかに登ってゆく。↓地図ではこのあたり。
小ピークを過ぎたあたりで、一度ふりかえると、少し展望が開けます↓。
だいたい標高は140m。
↓標高156mあたり。山頂にちかづくにつれて、だんだん斜度は増してきます。勾配は38%。
ただ、道は綺麗に整備されていて、階段もあるので歩きやすい。
三角点があるピークに到着。山頂には四等三角点と祠があり、ベンチが設置されています。
展望はよく、北東方面は行橋市街と周防灘が見通せます。
三角点があるピークは山頂ではなく、山頂(216m)はもう少し西へいったところにあります。今回はそこまではいきませんでした。
↓南側の景色も美しく、豊前の山々を見通すことができました。
まとめ
今回は三角点のある場所と、山頂とが違う場所だったので、山頂まで登ったと勘違いしていました。低山とはいえ、下調べをして山の全体像を把握してから登るほうがいいと感じました。