今日の庚申塔(こうしんとう)は
豊後高田市の森という地区、中央にある
貴船神社に祀られる。
場所:大分県豊後高田市森 貴船神社
現在地から「貴船神社の庚申塔」:Google マップ
もう夜の7時ちかくなるけど、
ちかごろはまだ写真をじゅうぶん撮れるほど
明るい。
【森】地区に入るとすぐに
その貴船神社はみえてくる。
神社よこの駐車場に車をとめて
境内へ。
境内の右そでへ向かうと…
↓こんな木製の戸があるので
ここをくぐる。
夕日をうけて、ほんわりと暖かい空間が
広がっていた。
数基の祠がまつられるさらにまた奥に、
めざす庚申塔を見つけました。
ヤブの中にうずもれるように祀られてました。
この庚申塔については
抜粋します。
総高 106㎝
笠 なし
銘 宝暦七年(1757年)十二月吉日
日月・瑞雲(ずいうん)は線彫り。
青面金剛は、後ろに火焔を背負い、
一面六臂。
腕の表現方法が漫画的でおもしろい。
二童子は、両脇に合掌して控えている。
三猿は、いずれも正面を向いて坐し、
口・耳・目を押さえて並んでいる。
二鳥は、三猿をはさむようにして両端に
配され中央を向いているが、磨滅している
のが残念である。
(中略)自然石を板状に加工した庚申塔である。
神社の裏側からは、塀ごしに夕日をうけて
黄金色にかがやく麦畑がひろがる。
神社の片すみとか、集落の端っこに
ひっそりと祀られる庚申塔ですが、
いくつかを探訪していると
だんだん見つけることに慣れてきました。
次はどこの庚申塔さがしにいこう?