大分県歴史博物館では「れきはくの刀」という題で豊後でつくられた日本刀の展示が2016年3月4日~2016年5月15日の期間で行なわれています。
この歴史博物館のすぐそばに、風土記の丘と呼ばれる公園があります。ここの梅と桜がきれいなんですよ。(現在地から風土記の丘:Google マップ)
こんな感じ。
今は桜の花びらが、まるで雪のように降り積もっています。夕暮れどきに、三脚使用・レリーズ使用・F値20・ISO感度200・露出時間20秒で撮りました。夕暮れの淡い光が、青味をひきだしてくれています。
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あまり全国的には知られていないけれども、大分県も優れた日本刀を作っていた土地だったそうです。ぼくも大分県が刀の名産地だとは知りませんでした。
歴史博物館では以下のように展示が行なわれています。
平成27年度企画展「れきはくの刀」のおしらせ - 歴史博物館
今回の企画展では、大分県立歴博物館が所蔵する豊後刀を中心とした130振の日本刀の中から、選りすぐりの名刀40振余りを展示し、日本刀の歴史と文化について分かりやすく紹介します。日本刀の歴史は平安時代の中頃から始まりますが、とりわけ歴史が古く、数多くの名刀を生み出した備前・山城・大和・相模・美濃の5カ国は、日本刀の世界のいわばブランドです。
郷土おおいたは、この5カ国と並ぶ歴史をもっており、鎌倉時代初期の名工・行平(ゆきひら)をはじめ、江戸時代にいたるまで多くの刀工を輩出した日本刀の一大生産地でした。
現代でいう、岡山県、京都府、奈良県、神奈川県、岐阜県が日本刀のブランド地だったそうですが、これと肩をならべるほどの名刀を生み出したのが、われらが豊後(大分県南部)と豊州(九州北東部)だったのです。
今回の企画展では館内での写真撮影もいいそうで、名刀を思う存分写真におさめることができますよ。
郷土おおいたが誇るもっとも優れた刀工といえば、やはり「紀新太夫行平(きのしんだゆうゆきひら)」でしょう。(中略)行平は、当時としては珍しく刀身彫刻を得意とした刀工で、その作品には倶利迦羅竜王(くりからりゅうおう)等が彫り込まれています。大分県立歴史博物館 -| Facebook2月23日
今回、大分県の有形文化財に指定されている太刀2振を含む、あわせて4振の名工・行平の作品を一堂に公開します。大分県立歴史博物館 -| Facebook2月23日
大分県立歴史博物館 | Facebook2月23日