場所:豊後高田市田染小崎
西暦743年以来、この場所の水田開発が意欲的になされてきました。この水田はやがて宇佐神宮の荘園となり田染荘と呼ばれるようになりました。田染の”染”とはもともとこの土地の土が鉄分を多く含み赤く染まっていたことからつけられた名なのだそうです。
中津市の耶馬渓(やばけい)にちなんで、間戸耶馬(まどやば)と呼ばれる奇岩秀峰が田んぼの前にそそり立ちます。この峰々が夕方…特に夕日のきれいな日には赤く染められます。
田染荘は大分県のなかでも、なかなか他では見られない独特の景色を見せてくれ、何度足を運んでも飽きがくることはありません。