日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

930年続く秋の祭り 豊後高田市 2015年裸祭り

祭りに間に合わなかったな…と、あきらめて帰っていたら、目の前を神輿が通り過ぎました。

今日は豊後高田市の若宮八幡社秋季大祭の初日。通称「裸祭り」と呼ばれるこの祭りは、2015年では11月21日~23日まで開催されます。

 

 

仕事おわりで、急いで向かったけど…

 

16:30  御神輿 お立ち(若宮八幡神社出発)  
17:40  大たいまつ点火
17:50  御神輿 入川

 

↑見どころの赤文字部分に間に合わなかった~

 

会場となる桂川(かつらがわ)に着いたころには、大たいまつは燃え盛り、神輿は川から出ていってました。でも、すごい迫力の太鼓の演奏があって、しばし鑑賞。

この祭りのおおもとは、若宮八幡神社で行われる祭と、神輿が桂川を渡る「川渡し神事」のふたつなのだそうです。

陰暦10月中旬に豊作を感謝する秋季大祭(例祭)が斎行される。例祭にともない神幸祭と神輿が桂川を渡る「川渡し神事」が行われ、これは永保4年(1084年)に荒行のひとつとして始められたと伝えられるが、神輿の舁き手の姿から「裸祭り」とも呼ばれている。(wiki 「若宮八幡神社(豊後高田市)」より

だから神輿が川を渡るところはぜひ見ておきたかったな、と思っていましたが、今年は見逃してしまいました。

ただ、この大たいまつは、やっぱり迫力あるな~

↓御神輿の入川が終わって、まばらになったとはいえ、今年もたくさんのカメラマンが来られていました。

演奏も終わったし、さあ帰ろう…と昭和の町方面に歩いていたところ…

おお…神輿が目の前を通りすぎてゆくではありませんか!どうもこの神輿は豊後高田市宮町にある下宮へ運ばれてゆくようです。

祭りの一週間前に当神社から神幸先の宮町二区のお旅所(下宮)までの要所要所に注連を立て、金曜日午後から神輿が当神社を進発する(お下り)。神輿の舁き手には陸組と川組とがあるが、まず頭に鉢巻を締めた白装束の男子数十人からなる陸組に担がれて豊後高田市の市役所を練った後、夕刻に御玉橋の右岸袂に建つ大鳥居で川組に交代、川組は頭に鉢巻を下半身に褌と腹帯を締めて白衣を着した草鞋履きの男子数十人からなり、神輿を担いで桂川に入り、浮き沈みしながらも掛け声を上げ、数隻のお供船に導かれつつ川を渡る。対岸に着くと再度陸組に代わり、町を練って下宮に入る。wiki 「若宮八幡神社(豊後高田市)」より

 

↓たくさん神輿のあとを追う人たちが。ぼくもついてこう~

↓こういうルートで豊後高田の町のなかを神輿が練り歩くようです。

ロータリーのある広場に神輿がはいってゆきます。今日はたくさんの出店があって、人もたくさん。

↓入ってきた~!

すごい迫力!!裸祭で、神輿の練り歩きをみるのは初めて。神輿の周囲にギュッとまとまった空気が感じられました。何100㎏という重さの神輿を運びあげてるのだから、そりゃギュッとしたまとまりが伝わってきますよね。

 

ちなみに神輿の入川はこんな感じ。去年(2014年)の写真。 

あさっての月曜日は大分県ではあいにくの雨ですが、予定どおり祭りは開催されるそうです。いけたらいいな…。