昔からサウナがあったんですね。国東の図書館で郷土の本を読んでいたら、「山香の石風呂」が紹介されていました。
そういえば前に、その写真を撮りにいったな…と、写真を見返していると、ありました。まだこのころ、一眼レフを買ったばかりでした。望遠レンズしか持ち歩いていなかったので、接写できなく「あー使いにくい」と四苦八苦していたのを思い出します。
場所:大分県杵築市山香町大字山浦字長田
図書館の資料には、実際に石風呂に入っている人たちの写真が載っていました。実物を見ると、「はるか昔の遺跡」という感じですが、けっこう最近…といっても大正や昭和初期あたり…まで使われていたんですね。
石風呂は2階式となっており、1階部分で火を焚き、上側の床石を暖め、2階部分の床に石菖やヨモギなどを敷き詰め熱くなると水をかけて中をサウナ状態にした上で、中に入り身体を温めて治療したとあります。国指定重要有形民俗文化財となっています。(山香(やまが)の石風呂 | スポット情報 | 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト)より
養老年間(717年~724年)に開基された泉福寺は、明治初めに廃寺となり、現在は田園の中に盛り土のようなこんもりと樹木が茂っていいる中に、泉福寺の国東塔と石風呂が残されています。(山香(やまが)の石風呂 | スポット情報 | 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト)より
↓こちらが、泉福寺の国東塔。やはり五輪塔や祠も祀られています。