日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

白く 静かな世界が広がる  久住連山 三俣山(みまたやま)

久住連山のひとつ、三俣山(みまたやま)。2012年11月3日に登ったときの写真です。最近 ずいぶんすずしくなり秋の気配が感じられるようになりました。山の上ではずいぶん寒くなってきているだろうな…

 

三俣山の初冬の景色を載せてみます。11月といえど、1600mの山の上では早朝 霜が降り、白い世界です。今回の写真は三俣山の西峰に登ったときのものです。

九重連山の代表的な登山口である長者原(ちょうじゃばる)から見て正面(南東側)に位置する山で、どこから見ても3つの峰が見えることからこの名がある。しかし、実際には、本峰、南峰、北峰、西峰の4つの峰から構成されており、最高峰の本峰に標高1,744.67mの三等三角点が設置されている。(wiki 「三俣山(大分県)」より抜粋)

久住連山のなかでは、比較的 登山口から頂上まで歩く距離が短く登りやすい山です。登って、そのまま降りてくるだけなら、往復3時間半ほどでいける場所です。

 

↓夜明け前に長者原の登山口から登り始めます。小国方面をみる。

↓6時22分 日の出前 三俣山のとなりにある硫黄山をみあげる

↓6時38分 三俣山中腹で朝日を拝む

↓三俣山の山腹は背の低い笹に覆われています。霜に覆われた笹に朝日が照りはじめます。ほのかに赤色に染まります。

↓ケルンにも日が照り始めます。

↓急斜面を登り切ったところで、隣の硫黄山の噴煙をみる余裕がでます。登っているあいだは、汗でびっしょり。風はないものの辺りの気温は低く、頬は痛いぐらいです。

休憩のときザックを下ろし上着をぬぐと、ひんやりした空気が気持ちいいです。

↓三俣山 西峰山頂

 

人の気配はなく、白く静かな世界が広がります。

↓硫黄山の全貌

日が昇りきると、山全体を覆っていた霜が溶けてきます。そうするとズボンも靴もびちょびちょになるほど歩きにくくなるので、溶けきる前に下山します。