深い山中にこんな立派な仏像が祀られているんだと、強いインパクトを受けた仏様です。
場所:大分県宇佐市院内町大門290-2
龍岩寺 本堂から、このような緑豊かな境内を15分ほど進んでいくと、奥ノ院に着きます。ここに国指定の重要文化財である三尊仏像が祀られています。
↓不動明王座像
↓阿弥陀如来座像
↓薬師如来座像
↓横からの断面図です。これら三像は、大きく4つのパーツから成っているそうです。クスノキを削って、像のなかを空洞にする方法(内刳り;うちぐり)で形作られいています。
内刳りされた本体の裏側に、板(蓋板)が貼られて、後頭部や背部がつくられました。そして、組まれた足部分は、また別の木材で彫られたようです。
祀られている場所と、その存在感にびっくりします。強く記憶に刻まれると思います。