姫だるまは、旧岡藩の綾女(あやじょ)という武家の女性がモデルになっていて、今から約360年前からつくりはじめられたとされています。
この愛くるしい姿が魅力的な姫だるまを手にいれようと、竹田の商店街を探しまわったけど、各店においてあるものは非売品。なかなか手に入れる術が見つからなかったです。
そこで直接 工房へおじゃましました。「ごとう姫だるま工房」です。
場所:大分県竹田市吉田 889-1
↓運がいいことに大きいサイズの姫だるまをすぐに売っていただけました。人気なのでなんとちいさいサイズは1年待ち。中くらいのサイズは4~5ヶ月待ち。大きいサイズは、時期によって2~3ヶ月待ちなのだそうです(今回は待ちがなくてすぐに売っていただけました)。
小さなサイズだと、手のひらに乗るくらいの大きさです。子孫繁栄と子宝にめぐまれるというご利益がある達磨さんです。
↓今、姫だるまをつくっている方々です。周囲の観光スポットなどを教えていただいたり、とても親切に対応していただけました。
工房には製作途中の姫だるまがたくさん。
膠(にかわ)を七輪の湯煎でゆっくりと溶くので、冷房をつけていない工房はすごい暑さです。
この中で、丁寧に胡粉(ごふん)をまぜた膠(にかわ)を塗り重ねてゆきます。
松、竹、梅の描かれた十二単衣をまとっています。
↓そして、背には命の源を表した宝珠が表されています。
念願の姫だるまが手に入り大満足です。