日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

山のなかにひっそりと… 宝探しのような磨崖仏巡り

大分県にはたくさんの磨崖仏があり、その多くは大々的に観光地化されていません。そのなかのひとつ…鍋山磨崖仏(なべやままがいぶつ)に、足を運んでみました。

 

場所:大分県豊後高田市大字上野字高取

全国的に有名な臼杵石仏(うすきせきぶつ)のような華やかさはありませんが、ひっそりとした場所におられて、その雰囲気も含めて個人的に好きな仏様です。

↑周囲はこのような景勝地が広がっています。三宮ノ景と呼ばれ、川のそばに切り立った岩山がそびえます。

この三宮ノ景の向いに鍋山があり、鍋山の岩壁に不動三尊が掘られています。

 

↓こんな感じの急な石段を約80段のぼると…

↓見えてきました…森のなかにひっそりと小さなお堂がでてきました。

↓お堂のなかには3体の磨崖仏がおられます。

↓中尊は不動明王

↓向かって右側には矜羯羅童子(こんがらどうじ)。合掌しているそうですが、その形はほとんど残っていません。

↓向かって左側には制吒迦童子(せいたかどうじ)がおられます。こちらは、かすかにその姿を確認することができます。

大分県の磨崖仏(岸壁に直接掘られた石仏)は、こんな感じで県内各所に400体もあります。全国でもだんとつの多さで、その8割を占めるそうです。

こんなにたくさんの磨崖仏が大分県にあるのは国東半島を含めて、各地に仏教文化が栄えたからなのだそうです。

それに↑のような掘りやすい溶岩が各地に露出していたことも、磨崖仏が増える要因になったようです。

ホタルがぼちぼちと飛び、アジサイも色づき始めました。