日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

秋芳(しゅうほう)白糸の滝 山口県美祢市秋芳町嘉万

場所:山口県美祢市秋芳町嘉万 座標値:34.316505,131.293484 2022年8月14日(日)に、美祢市秋芳町嘉万(みねししゅうほうちょうかま)という地区の山奥にある「白糸の滝」を訪問しました。ほとんど訪れる人はいないのではないかと思い足を運んでみましたが…

宇原神社の参道脇にまつられる庚申塔群 福岡県京都郡苅田町馬場

福岡県の苅田(かんだ)町、馬場という地区に鎮座する宇原神社。この神社の一の鳥居ちかくに四基の庚申塔がまつられていました。祠を中心として、祠にむかって右側に一基、左側に三基の庚申塔があります。庚申塔表面に刻まれる文字は読み取りにくくなってい…

地形図から暗渠(あんきょ)の出口を推測する 福岡県北九州市若松区赤崎町

2020年12月17日の記事『旧若松市をうるおしていた貯水池にのこる史跡 福岡県北九州市若松区大字小石』で、史跡「菖蒲谷(しょうぶだに)貯水池の取水入口」をご紹介しました。北九州市若松区が、まだ若松市であった時代、若松市へと水を供給するためにつくら…

水害を最小限におさえる知恵「霞堤(かすみてい)」 福岡県朝倉市屋永

『地形と日本人』(金田章裕著)P.84-88を拝読していると、「霞堤(かすみてい)」という堤防のことが紹介されていました。霞堤とは河川が氾濫したとき、その被害をできるだけ小さくするために工夫された堤防のことです。図式化すると以下のようなしくみの堤…

大原八幡神社参道脇にまつられる庚申塔 福岡県京都郡苅田町新津

福岡県 京都(みやこ)郡の苅田(かんだ)町新津(あらつ)に大原八幡神社が鎮座します。この神社参道脇におおきな庚申塔がまつられていました。 一の鳥居脇に庚申塔がまつられています。 場所:福岡県京都郡苅田町新津 座標値:33.751547,130.970371 猿田彦…

秋吉台自然動物公園サファリランド 山口県美祢市美東町赤

2022年8月13日撮影。山口県美祢市にあるサファリランドを訪れました。自家用車で動物たちのいるエリアにはいっていきます。動物園以上に、動物を近い距離でみることができるので子どもは大喜びです。開園直後は、車が渋滞しました。そのため後ろの車にせかさ…

石造りの水道橋「若宮井路(わかみやいろ) 笹無田石拱橋(ささむたせっこうきょう)」を訪ねる 大分県竹田市 狭田

冊子『竹田は石と水の織りなす文化』(岡の里事業実行委員会)P.22~27に、大分県竹田市に残る主な石橋が紹介されています。 竹田市は、その周りを久住(くじゅう)連山、阿蘇外輪山、祖母山などに囲まれています。過去、4回おきた阿蘇山の大噴火により、火…

現存数のすくない「輪中堤」を訪ねる 福岡県三井郡大刀洗町大字三川

学生のときのかすかな記憶ですが、社会科の授業のなかで「輪中(わじゅう)」という言葉を習ったことをおぼえています。輪中というのは、洪水から守るために、周囲に堤防を築いている集落のことだと記憶しています。最近、拝読した本のなかに、この輪中とい…

負立八幡神社の境内にまつられる6基の庚申塔群 その2 福岡県飯塚市柏の森

負立八幡神社の境内に、合計6基の庚申塔が祀られています。前回の記事では、そのうち2基をご紹介しました。今回の記事では、残り4基の庚申塔をご紹介します。4基の庚申塔は負立八幡神社参道の左側にまつられています。 参道の左側に高木神社の小さな鳥居があ…

負立八幡神社の境内にまつられる6基の庚申塔群 その1 福岡県飯塚市柏の森

2022年6月26日飯塚市 柏の森(かやのもり)地区にある「負立八幡神社(おいたつはちまんじんじゃ)」境内に、複数の庚申塔がまつられているのをみつけました。合計すると6基の庚申塔群です。 まず、上の写真のうち2枚目、比較的あたらしい時代につくられたと…