2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
先日、大分県の国東半島は庚申塔を探しに行ってみました。板碑型の庚申塔でけっこう見つけにくい場所に祀られていましたので、正確な位置を座標値としてアップします。 場所:大分県国東市国東町小原 座標値:33.548687,131.6869202 国東町の小原という地区…
日本最古と言われる庚申縁起は大分県資料4,宇佐八幡宮文書之三,永弘家文書のなかに収められる「庚申因縁記」。書かれたのは1496(明応五)年【庚申信仰 (民衆宗教史叢書 第17巻)小花波平六編p207】 この時代から僧により庚申縁起が書かれるようになり、庚申…
今回は北九州市にある炭坑跡の情報を得たのでいってみることにしました。岩崎炭鉱という場所です。 場所:福岡県北九州市八幡西区高江1丁目10 座標値:33.8029823,130.7184906 岩崎炭鉱は厳密にいうと北九州市八幡西区にあるのですが、隣町の中間市との境目…
場所:福岡県北九州市若松区小竹 座標値:33.915844,130.746203 「北九州の史跡探訪」という古書に掲載されていました。地蔵が祀られる台座には安永二(1773)年の銘がかろうじて確認できました。今ではほとんど人が利用することのない旧道。”白山”側からの…
「謹請 猿田彦大神」と中央に刻まれ,その右に「元禄十六年」左に「未九月十七日」。元禄十六年は1703年。元禄年間の神道庚申塔は,福岡県の飯塚市・嘉穂郡のほかに熊本県山鹿地方にも広がっていたそう(庚申信仰 小花波平六編p216) 場所:福岡県飯塚市伊岐須…
福岡県の街道沿いでは猿田彦大神の文字塔をよく見かけます。道祖神的な役割もあると思っていましたが、九州の神道庚申塔は比較的歴史が古いらしいです。庚申信仰 (民衆宗教史叢書 第17巻)によると関東・中部では宝暦(1751-1764)頃から、いっぽう九州では元…
遠賀川の土手ではツクシを採る人を見かけるようになりました。少し足元を注意しながら歩くと…けっこうツクシありました。ちょっと触れると、煙のように胞子がモワッと出てきます。
春になってあちこちに気になる植物を見かけます。 これはタンポポの一種?調べてみるとタンポポは花が咲いたあと,しぼみ白い綿毛となり,その綿毛が開き種とともに飛んでいくそう。タンポポにしては早すぎる綿毛。googleの画像検索でもなかなかピシャっとした…
以前ご紹介した「庚申塔がたくさん祀られていた神社 飯塚市枝国 宝満宮」の記事を、「国東半島の庚申塔」(大分合同エデュカル)の著者である小林幸弘氏が読んでいただき、”飯塚市にはもうひとつ宝満宮がある”という旨を教えていただきました。 地図で調べて…
場所:福岡県北九州市八幡西区畑1826 白木谷梅林 地図:Google マップ 畑貯水池の傍を通り過ぎ、白木谷池の奥に白木谷梅林はありました。白木谷池そばには車が10台ほど停められるスペースがありました。ここに到着したのは夕方の5時半ごろでしたが5台ほどの…
援田彦大神と刻まれた自然石の大きな庚申塔です。援田彦大神の左隣に造られた年が刻まれていたようですが、表面の石がはがれて読めなくなっていました。 場所:福岡県遠賀郡芦屋町山鹿 徳満宮 地図:Google マップ 徳満宮は山鹿の集落の外れにある小さなお宮…
場所:福岡県飯塚市枝国 宝満宮 地図:Google マップ 飯塚市の宝満宮という神社に庚申塔がないか探しに行ってみました。予想に反してたくさんの庚申塔を見つけることができました。おそらく他地域に祀られているものが集められたと考えられますが、参道にた…
場所:福岡県北九州市若松区小石1456 仙凡荘 地図:Google マップ こんな山奥に?という場所にある梅の名所。2018年3月4日では6~7分咲でした。1000本近く梅が植わってるけど訪れる人が少ないようで、ゆっくり梅が楽しめました。車でも仙凡荘まではいくことが…
北九州史跡同好会が発行している「北九州の史跡探訪」という史料に五輪塔が紹介されていたので行ってみることにしました。 場所:福岡県北九州市若松区安屋 戸明神社 地図:Google マップ 同書物には以下のように紹介されていました。抜粋してみますと… この…
先日、福岡県嘉麻市の千手(せんず)という場所に珍しい卒塔婆があるという情報を得て、その卒塔婆をさがしに行ってみました。結局、卒塔婆は見つけることができませんでしたが、新しいことを発見できました。この千手(せんず)という地域は昔、秋月街道の…